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バーチャルキャラクターにリアル失恋する人々

概要

バーチャルのキャラにふられるってなかなか古くて新しいよね
二次元キャラクターが崇拝・妄想対象からリアル攻略対象に降りてきたことによる混乱


20190702現在

最近色々とバーチャルキャラへのガチ恋と、そのキャラクター側の対応、そして失恋した人の話を聞くようになりました。

キャラクターへの恋愛というのは、はるか昔からあり、それは最近まで
「次元が違う、かなわぬ恋としての美しさ」を持っていました。

例えば愛して、それをお金として捧げれば、やがてキャラクターは声を持ち唄いだし、立派になって、作品も増えていく。

決してキャラクターと付き合えることはなく、だからこそ無償の愛を楽しめるし、創作の中で恋愛できたりする。

かなわない恋だらか永遠に愛せるというやつです。

さて、そこから少し踏み込んだバーチャルキャラクター
双方向性があり、二次元キャラクターがリアルな対応をしてくれる。

当初は多くの人がそれだけで一喜一憂したものです。

しかし、長時間キャラクターの声を聴き、twitterでの反応を追いかけ、コメントを投げ時には反応や返信してもらえる。
そして見た目は好みの二次元で、声も素敵。

人間とは、単純接触時間が長けれは長いほど、一方的な好意を抱いてしまうものです。

そして相手が反応するのなら、かけた時間や金銭で見返りが欲しくなるものです。

かつてはキャラクターを無償の愛で推せた人達が、キャラクターから反応が貰えて、その人間部分から、人間的な反応をもらえるようになった為に、恋に狂っていく。

さらには、自分自身がバーチャルキャラクターになり、同じ次元に立つという方法があるせいで勘違いをしてしまう。

考えてみれば、見た目はかわいいし、受け答えも声もかわいい、挙動もかわいいはずですよ。
だってそういうキャラクターを運営側が力をあわせて作り上げているのですから。

惚れる方もキャラクターの外見と内面を見た上で惚れているのですから、まっとうな惚れかたではあるのです。

そしてついにバーチャルキャラクターから、本当に生々しくふられるという、今までにない新しい失恋を見ることが増えてきました。

声優さんでもなく、アバターとしている個人でもなく運営からでもなく
キャラクターにふられて失恋する。

キャラクター側もアイドルとしての対応ではなく、一人間として生々しくふってくる。

シナリオの中でもなく、セーブポイントも無くやり直しができる訳でもない、キャラクターとの失恋

この新しい失恋の形は
どういう方向にファンを向かわせるのか。

色々な選択の中の一つに
「やっぱりキャラクターは中身が反応しないのが一番だな」という回帰派が出てくる可能性もあると思います。

私はこの「見た目はアニメキャラで人間的な反応をされると本気で惚れてしまう」いくつかの失恋事例は

「本当に人間的な反応が可能なAIが出た時に、人はかなわない恋とせず、本気の恋愛をしてしまう」ルートのスタートと思って楽しみたいと思っています。

皆さんはこのバーチャルキャラクターへのガチ恋話、どのように捉えていくのでしょうか。

そんな訳でこれからも、バーチャルキャラへのガチ恋話は色々聞いていきたいと思っています。

余談

バーチャルキャラクター運営側の皆さんからのお話では
だいたい「ガチ恋は迷惑」ということなので、ガチ恋勢は気をつけましょう。


書くにあたっての背景キーワード

バーチャルキャラ
ガチ恋勢
ネトゲ恋愛
アバター恋愛

アイドル
キャラクターの外側は本物が手に入ることがある
魂が入っていない外側はキャラクターか否か
キャバクラ営業
ドル売りに責任はあるか
太客
運営資金
コスプレイヤーガチ恋騎士団
伺か
なりきりチャット
迷惑リプ
異性コスプレによる同性錯覚
レプリカント


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