人間力と安全地帯

今日は息子の話

息子は人間力がずば抜けている
のではないか、
と日々思っている。

これは
育て方、ということではなく
持って生まれた天性のものだと思う。
(足が速い、とか
絶対音感がある、とか)

私のヒステリックなイライラにも、
妹の自分勝手理論にも、
神の使いのように対応する
(もちろん、妹とはしょーもないケンカを日々繰り返している)

人として、
ずいぶんとレベルは上だな、
とよく思う。

できれば
このまま経験値を増やして、
勇者になってもらいたいものだ…。

そんな彼、
私も夫も繊細タイプだと思っていた。

人に心が寄り添える分、
いろんなことに気づいてしまい、
心は脆く、壊れやすいのだろう、
と勝手に思っていた。

小学1年生のこと
6年間通った保育園とはお別れし、
新しい世界へ。
息子の通う小学校は1学年5クラスの
大きな学校。
ほとんどのお友達が初めまして、の状況だった。

そんな中、
大好きなお友達とは同じクラスになれた。
ホッと一安心、
とても嬉しそうだったのも束の間、

「お友達が仲間はずれにする」
「お友達が嫌なことを言ってくる」
そんなふうに訴えてきた。

新しい環境で、
子どもたちもストレスがあったのだろう。
そのストレスが
仲良かった息子に
むかったのかな?

「嫌だったら先生に相談するけどどうする?」


息子は
「まぁいいや、離れたらいいだけやし」
と、あっさり。
嫌だったことを訴えたものの、
解決してほしい訳ではなかったらしい。

特に学校への行き渋りもなく、
淡々と過ごしていた。

夫にそのことを話すと、
「彼にはちゃんとこの家という
安心できる安全地帯があるんだよ。
だから、外で何かあっても、
根幹が大きく揺らぐことなく
過ごすことができるんだ」
と。 

愛されている、という安心感
それは何にも勝るということか…。

日々、
愛していることを伝えよう
あなたが大切だと、
あなたが必要だと、
あなたがいて嬉しいと、
あなたがいてくれて幸せだと。

それだけで、
きっと、
家族がいる場所は
いつでも安全地帯になる。

最近は
そんなお友達とも大の仲良し
だって、その子こと大好きなんだもの❤️


絵を描くのも好き
集中してる時

していない時で
完成度が全然違う

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