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216日の詩

水を飲むように
生きていけたら
いいのに。
早朝の空
雨で洗われた
純粋な空を
見上げて
朝日が昇るのを見ている。
誰の為でもなく
刻々と変わっていく朝の空。
私も朝日に照らされている。
不器用な私を
慰める朝日は
何処までも何処までも
優しかった。
水を上手には飲めないけど
大丈夫、大丈夫と
むせて苦しむ私の
背中をさする。
暖かい朝日の温かさが
背中に残る。
今日も水を飲む。
生きるために。

こんにちは、世界。

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