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矯正日記②矯正方法

10月28日金曜日15時
進み始めました人生2回目の歯列矯正。
日程が合わず久しぶりの歯医者さんでした。
この2週間地獄のように歯のことしか考えられずつらたんでした。

まずは今の歯並びがコチラ↓

神経ね。

多少のガタつきはありますが、わたしにとっての矯正への願いは「歯が出ているのを引っ込めたい」という1点に尽きます。
矯正方法は表側ワイヤー矯正/4本抜歯にしました。詳しく説明していくので頑張って最後まで読んで下さい。

【矯正器具】
表側ワイヤー
※アンカースクリュー使用

わたしが選んだワイヤー矯正とは、歯につけたブラケットという四角い粒に針金を通して力をかけ動かす方法です。歯の表側につける方法と裏側につける2種類あります。

他に主流なのがマウスピース矯正です。
近年流行っているインビザラインというマウピスピースだと従来より正確に強い力をかけて歯を動かすことができるそう。
コンピュータが設計した治療計画をもとに複数のマウスピースが作られ、2週間ごとに次のものに交換して動かしていきます。

矯正しようと決めた時は裏側のワイヤー矯正を希望していました。あの人矯正しているなと思われるのが嫌だったから。ただ裏側のほうが金額が高く、期間も長くかかってしまいます。

理由は装置がオーダーメイドであること(歯の裏は表よりボコボコしているため)、先生側の治療のしづらさ(技術面)にあります。

期間が長くなる理由にもう1点、歯を内側に動かしたいからです。
表側につけると直接歯に力をかけることができますが、裏側につけるとワイヤーに力をかけることになり後者の方が力が弱く動きにくくなります。逆に内側に引っ込んだ歯を前に出したい場合は裏側のほうが期間が短くなります。

隠すためにより高いお金を払って時間もかかるってなんだかなと思い表にしました。アクセサリーだと思っていっぱい笑っていきます。

歯につけるブラケットの素材はセラミックを選びました。金属やプラスチックもあるのですが、金属は目立つしプラスチックはスパイスカレーなど厳禁(黄色くなる)なので、色がつきにくくより目立ちにくいやつに(値段は一番高い)
可愛かったですセラミック。

マウピ矯正を選ばなかったのは次に詳しく説明する抜歯のためです。中間地にある歯を抜いて行う矯正にマウピは不向きなんだそう。
あとYouTubeとかで矯正動画見漁った結果、なんとなくマウピで動かした歯並びよりワイヤーのほうが自分好みだったのです。

その点で興味なくしてたので何で抜歯矯正に不向きなのか聞きそびれました。
歯のガタつきだけを綺麗に並べたい方にはインビザラインが良いかもしれません。

ワイヤー矯正と併用するアンカースクリューとはチタン製の小さいネジです。
新しい矯正器具で、歯茎に打ち込み(怖)固定源にすることで、より正確に歯を動かすことを可能にします。より正確にとは前歯と奥歯の引っ張りあいを最小限にすることを指します。

例えば、アンカースクリューを使わずに左右4番目の歯を抜いて出っ歯を治す場合、5番目以降の歯を固定源に前歯を内側に引っ張ることになります。
前歯より奥歯の方が根っこも太く強いので頑張りますが、どうしても2~3割ほど前歯に引っ張られ前に動いてしまいます。
アンカースクリューを固定源にすることで奥歯が前に引っ張られる割合を少なくするという仕組みです。
これは先生に必須だと言われたので使うことになりました。

わたしの場合こんな感じ↓


【抜歯の有無】4本抜歯
上の左右4番目/下の左5番目と右4番目

矯正には歯を抜かない場合と抜く場合があります。歯を抜かない場合の症例は、すきっ歯を治すとか一部のガタつきを無くしたいとか。歯を動かすために大きなスペースが要らないため抜く必要がありません。

作って貰った歯の模型を見ながら非抜歯、2本抜歯、4本抜歯のそれぞれの場合の完成形について説明してくれました。

非抜歯の場合
歯を全体的に後ろに下げて出来たスペースに八重歯を納めきれいに並べることは出来ますが、前歯を内側に引っ込めることは出来ません。
出具合はほぼ変わらず、歯の見え方が変わるため見た目的には今より出るかもしれないと言われました

2本抜歯の場合
抜く歯は上顎の左の親知らずと下顎左の5番目。とにかく左側が混み入っていて上下1本ずつ列からはみ出ているので左側だけ抜くというパターン。こちらも前歯を内側に引っ込めることは難しいようでした。

一番の希望が前歯を内側に引っ込めることなので4本抜いて矯正すると先生に伝えました。

4本の歯がいなくなる
実際に口の中を見ながら想像するとすごく不安です。それでも抜くのは前歯に対する怨念のほうが強いから。この悲しみは自分の口元を受け入れられなかった代償として胸に刻むしかありません。

抜く歯は下の左だけ5番目で他は全て4番目です。下左5番はまあまあ進行している虫歯だし、治療には後ろの6番目を削る必要があり、健康な歯を削って虫歯を残すよりも虫歯を抜くほうが良いということでした。

基本的には4番目を抜くことになります。
理由は前歯を抜くのは明らかに見た目におかしいし、強い奥歯を抜くのは食べ物を噛む能力に支障が出るためです。

次回と次々回に赤バッテンを抜きます↓


歯はあったほうがいいのは当たり前ですがここからは持論です。
わたしの場合、左側が上下共にきれいに並んでいないため噛みづらく意識してみるとほぼ右側で噛んでいます。それって右側の歯に負担がかかりすぎてますよね。ものを噛むためにあるのに、左側はうまく機能出来ていないことになります。

抜いて綺麗に揃えて噛みやすくなれば左側の噛む機能が蘇ります。前歯を内側に引っ込めることで下の前歯との間にある隙間がすっきりと埋まり、今より前歯で噛み切る能力も上がるでしょう。
抜くことが全て悪ではないと思います。
そうやって自分を慰めていきやす。

次回は下の歯にブラケットをつけ、左右1本ずつ抜いてからワイヤーをつけて装着完了。少し期間をあけて上の歯に同じく処置をする予定です。4本一気に抜くのは体に負担なのであけます。

基本的には装置をつけて3週間後くらいに歯を抜いているそうなのですが(歯が動き始めた頃の方が抜きやすいから)私にそうしないのはブラケットがセラミックで高いから(笑)1粒2000〜3000円するものを4粒(抜く歯につけた分)無駄にしてしまうのは勿体ないとのこと。
※結局抜く歯だけにプラスチックのブラケット(安い)をつけることになり、装置をつけて1か月後くらいに抜きました(上だけ)

あと歯を抜いて装置つけて2日間くらいは痛くてものが噛めないそうです(辛)
小学生の頃矯正した時あんまり痛くなかった話をすると歯の根っこが長いからねと言われました。
歯根が長くて太いと動きにくい分痛みも感じにくいそうです。世の中知らないことだらけですね。
たくさん説明しましたが歯医者さんによってやり方は全然違うので数ある中の一例として受け取ってください。

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