第20回金沢スプリントカップの予想

金沢競馬場の1400mで行われる
金沢スプリントカップ

展開面

①初速の違いで1400でもメイショウワザシがハナは行ききりそうで距離と内に不安のあるスペシャリティは真横のイグゼファイターズの動きも気にしつつ厳しい展開が予想される
ブラックアビスとブルベアパンサーも行ければそれなりの位置は取りたいが追走で手一杯になりそう

②ハナブサは先行集団から4〜5馬身程の外目を進みトウショウデュエルとテルペリオンがハナブサを見ながらのレースで外2頭は空気と思って良い

③メイショウワザシが向正面で飛ばしに飛ばす形でハナブサとトウショウデュエルは早めに圏内へ取り付けばメイショウがどこまで我慢できるかがポイント、テルペリオンは前付けできないこともないが基本は溜めて末を伸ばす方が◯でその形になれば最も展開は向きそうなイメージ

④最後の直線は◎◯▲△の4頭がレースが動いたポイント次第で順番が入れ替わるような形か


印とコメント

◎③テルペリオン
イメージ的にピークが過ぎた感と距離が短い感はあるが園田の1230mですらそれなりにまとめたし、大井の良で1.26.2という持時計と対戦レベルを考えれば普通に上位で前走は競馬にならなかった

メイショウワザシら先行勢を追う役割をハナブサに押し付けられそうで末を溜める競馬を初騎乗の中島が引き出せればチャンス大

◯⑤トウショウデュエル
メイショウを追うハナブサを追う形になるので展開的にこちらが得をする形になっても良い
昨年は前が止まる展開ではあったが追走でもそれなりに脚を使わされたことと位置取りが悪過ぎたのが災いして4着止まりだったが昨年に比べればよっぽどライバルが少ない今年の方が良い

ここに来て溜めて末を伸ばす形での短距離適性が上がってきており、自力で前を追わずとも展開が向きそうで10歳でも秘める力は十分通用するだろう


▲⑧メイショウワザシ
先制してスローに落とすより後続に追走で脚を使わせるくらいの形で行き切ればチャンス
往年の力は無いかもしれないが前走がこの馬より前に行ったチサットらより好結果だったし2着とは0.3秒差でタイムも◯とここに来て状態が上がってきた感じはするので、逃げか外目の追走で揉まれなければスピードの違いでどこまでも脚を伸ばせる可能性はある

ハナブサが私が思っているような状態で出走してくれば早めに追われれば追われるほど粘り切れる気はする


△⑦ハナブサ
まず内目の枠が当たらなかったことは◯だが必ずレース中に気の悪さは見せてしまう
10頭立ての7番枠ならそこまで気の悪さは見せないはずで普通に考えればV候補の1番手の位置で人気もするだろうから前を早めに捕まえに行く競馬で手応えを無くすシーンは考えておきたい

園田の森沢厩舎は狙ったレースの前は必要以上に気合を入れて調教で仕上げすぎる厩舎でもあり、抱えてきた馬質の割に重賞タイトルが縁遠くタガノサイクロンで2011年に2つ制した以降は無冠で遠征競馬になるとより顕著に結果が出にくい厩舎でもある

ただでさえこの暑い時期に園田で仕上げ過ぎてきた場合はレース前に燃え尽きている可能性もあるので状態面はよくパドックで見てほしいと思う
園田→姫路の輸送でもイレコミがキツくなるので金沢に数日前から持ってきていればというところだが、前日輸送程度では厳しいというのが個人的な見解である

良い意味で予想が外れてハナブサがタイトルを掴むところは観たいが心を鬼にして4番手評価とした


その他ではこの4頭に割って入れそうな金沢の馬となるとスペシャリティとイグゼファイターズの2択になりそうだが、控えてもそれなりに競馬ができるイグゼの方が上位と見るのが妥当ではあるが圏内突入はよほど恵まれないと厳しいか


3→5,7,8→5,7,8
5,8→3→5,7,8
5,8→5,7,8→3

テルペリオンの好走に期待したい

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