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2022 兵庫クイーンセレクションの予想

姫路11R
15:55発走 1400m

全馬初馬場で未対戦メンバーも多く逃げ・先行競馬で結果を出してきた馬が多い一戦とあって力量比較がかなり困難
実績上位のアンサン、ニネンビーグミといったあたりとまだ1,2戦しか経験のない馬たちとの力差が果たしてどこまであるのか

まず明け3歳世代全体として単純な時計比較ではあるものの例年以上に今年の3歳世代の走破時計は優秀

開催が園田→姫路になってもその傾向は変わらずJRAから移籍してきた有力なC1,C2どころも凌駕するばかりか古馬B1クラスと比較しても走破時計が上回るようなこともザラにあるので、スローペースで推移するレースが8割を占める姫路でどれだけ流れるか読むことが1番の攻略ポイントになりそう


[展開]
逃げ宣言のサラヘレン、ハナを譲るつもりはないというコメントのキクノメイストーム共にゲートからロケットスタートを決めるようなタイプではなく、五分のスタートから叩いて主張しに行く今までのレースからハナを取り切ること自体に苦心しそう
逆にゲートの出が非常に速いニネンビーグミや新馬勝ちした一戦しかレース経験のないデータアナリシスの方がスタートセンスは高いのですんなりとどちらかがハナ主張の形まであるか

アンサンはここ最近のレースを大きく変えることなく好位からの立ち回りになるだろうし、フセノコーラルもハナまで?となるとやや疑問も前付けはしたい
これにピロコギガマックスまでを加えた7頭までが先団を形成で1コーナーまでに隊列が落ち着かない場合は2コーナー過ぎから垂れそうな逃げ争いした馬たちを避けるように早めに人気馬が外に膨れるように進出を開始

姫路戦では珍しく速いペースで流れることはほぼ確実だと思う一方で、逃げ宣言の2頭が主張できなかった場合には早めに隊列が落ち着いてニネンビーグミやアンサンにとって絶好の展開になる可能性もある

ニフティスマイル、ダイヤモンドダスト、ラッキーライズ、セトノダイヤモンドといった差し脚自慢のタイプはペースが速すぎると脚が溜まらずマクるような脚が長く続くか心配はあるものの、前が流れれば外差しが決まりやすい姫路コースだけに園田コースで速い上がりが使えていた馬には注意が必要

イナリはこれまでのレースから下手に前付けするよりはある程度出たなりでゆったり運んで着争いに加われればと言ったところか


[印象に残ったレース]
11/9 ニフティスマイルの新馬戦
当時の重馬場で5頭立てレースの1.33.9は時計・内容共にかなり優秀
二戦目にエイシンクレモナと繰り広げたマッチレースも自ら動く形にできなかったもののラスト100m付近まで強い勝ち馬に抵抗した
仕上げてもう一段上があれば姫路コースで更なる前進があっても良く課題は内目枠の捌きのみとなりそう

12/21 データアナリシスの新馬戦
外から番手の馬に被されかけながらも抜群のスタートから終始楽な手応えで逃げ切り
来られれば来られるだけ放すワンサイドな勝ちぶりには門別で予定していたデビュー前の脚元の不安などは一切感じなかった

1/4 セトノダイヤモンド(4着)の3歳特別
外差し馬場の当時の園田コースの傾向にハマった感もあるが、パーが強気で飛ばす中で追うローグネイションと差し込んだキングインパクトの外に回ってゴール板から数mのところで差し切っていたように3コーナー手前のポジション取りがもう少しなんとかなっていれば差し切れていたレース
小柄なだけに姫路の深い馬場状態が微妙も一戦ごとに確実に良くなる内容から先週後半のように猛烈な追い風が吹き抜けるような向正面の状態になれば面白そう

12/31 園田ジュニアカップ
こちらに出走してきた馬の中で目立つのはガリバーストームの番手追走で2着になったアンサンで距離短縮も良い方に向くはず
一抹の不安があるとすれば速いペースの追走で脚が溜まりきらなかった場合と重賞の舞台になると着はあっても勝利がない松木が早めに追っての失速の場面か
レースそのものがスローの前残りの展開だったことを考えれば、追走ペースがかなり速くなるここで差し込みがありそうなダイヤモンドダストとラッキーライズの2頭はとにかく展開の恩恵を待つのみではあるが、共に長く脚を使うだけに姫路コースでの前進が期待できそう
外がよく伸びる馬場ではあるもののインを掬う形での好走例も増えてきているだけにダイヤモンドダストは持っているポテンシャルを存分に発揮なれば侮れない



[予想]
実績を考えればアンサンとニネンビーグミではあるがスローの1700m戦→1400m戦への転戦と速めに差し馬が寄ってきて長く脚を使う必要がある姫路コースが抜群に合うとは言い難い
この2頭が前を行っているであろう逃げ勢を早めに捉えすぎると、ニフティスマイルの吉村に標的にされてお釣りが無くなる可能性は見ておきたい

軸的な期待となるとかなり強いと思うエイシンクレモナに唯一ついていけたニフティスマイルを指名したいが、この馬が勝ちきるかとなると実績馬たちも簡単には前を明け渡さず抗戦するであろうから、後ろからイン掬いまたは大外強襲のどちらかが狙えそうな差し・追込勢の3頭を馬券の組み立てに入れたい

対戦メンバーのレベルが果たしてどこまで高かったのか疑問が残るデータアナリシスではあるが、前々でリズム良く運んだ時に新馬戦同様のパフォーマンスが発揮できればという期待も込めてこの馬も上位評価とした

◎ 2 ニフティスマイル
◯ 1 ダイヤモンドダスト
▲  8 データアナリシス
△△ 5 アンサン
△  4 セトノダイヤモンド
△ 11 ラッキーライズ

2→1,4,5,8,11→1,4,5,8,11
20点が本線

1,5,8→2→1,4,5,8,11
1,5,8→1,4,5,8,11→2
24点が追加予定

2が全くダメだった場合を考えると買い目が増えてしまうので、
1,2,8→1,2,5,8→1,2,4,5,8,11
36点というフォーメーションも考えたが、それなら2が飛べばハズレという形で4や11がきた時に悔しい思いをするのを避けたい


その他の園田競馬の後半のオススメ


8R
12 デルマアミダ→枠的に恵まれた感+斤量慣れ見込める
4 ノルトクリーガー→スピードの持続タイプで周りも速いがじわじわ寄りそう

9R
3 サラコナン→昨年を信じる、更にパワーアップ
7 エイシンビッグボス→イグナイターとの再戦までもう無様な形は
[危険な人気馬]
ゼットパール→姫路全勝でも前走からここは同型兼ね合いがかなりシビアに、ポン使いが利く一方で疲労蓄積しやすく抜け出したところで標的になりそう

10R
8 コスモピオニール→姫路ならさらに安定
5 エイシンダンシャク→展開は良さそう

12R
6 タニノシェクハンド→長く脚使えるので軸はこれ
4 エイノスケ→前走がもったいなく
※ターニングアップは外目枠で仕切り直しだが、目標にされやすい位置になるのも間違いなく軸としての期待という意味ではやや危険もある


名古屋10R
マイル争覇 1600m
極端な競馬でしか結果が出にくい今の名古屋で狙うべきはハナを譲らないタイプか前の争いには加わらずにしっかりと脚を溜められるタイプ

ここはタイキメサイア、ゴールドリング、トミケンシャイリの逃げ争いでタイキメサイアが前回同様に楽にハナ主張の形になるかどうか

前走のタイキメサイアは確かに強かったものの相手があまりにも弱かったことも事実で個人的にはダービー馬でもあるトミケンシャイリの秋の鞍のようなスタートダッシュに期待を込めて見直したい

相手筆頭は名古屋1600mでの立ち回りの上手さを活かせそうなキーグラウンド、サンデンバロンを上位とする

ようやく復調気配の見えるブルーへスターを穴として注目したい

2,3,4→2,3,4→2,3,4,7,10
2,3,4→10→2,3,4
24点



今日は3/7的中でまともなのは今のところ5Rのみ、後半頑張ろう

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