2024 NHKマイルカップの予想

過去10年

2万馬券が1回
3万馬券が2回
10万馬券が2回
20万馬券が2回
40万馬券が1回
60万馬券が1回
150万馬券まで飛び出す

基本荒れ相場のNHKマイルカップがやってきましたね

その多くが追込決着ではあるもののAコース最終週とは言え内の馬場がそこまで荒れていないので特別・一般競走を問わずロスの少ない競馬をした馬や先行した馬が残るレースが散見された土曜の東京芝コース


イメージ的にはラウダシオンが先行押し切りの競馬で5番手までのポジションにいたうちの4頭が上位に来た2020年が近いかもしれません

さすがにこの時ほど露骨に前が残るかとなると土曜メインのプリンシパルSのように強い馬は外から伸びるというパターンもある

追込一辺倒だから×という評価にするではなく最短距離で内に突っ込んでくるような追込馬はケアしつつゲートから4コーナーへうまく誘導してくれそうな鞍上を精査したいです


過去5年で12/15頭
過去10年で20/30頭


これ何の数字かわかりますか?

NHKマイルCで複勝圏にきた馬に共通する条件ですが過去に連勝経験のある馬が3着内を占めた割合です


今年はというと

ダノンマッキンリー
ノーブルロジャー
ディスペランツァ
イフェイオン
キャプテンシー
ゴンバデカーブース
アスコリピチェーノ
ジャンタルマンタル

いや、8/18頭が該当するし多いな・・・

しかも1,2,4,5,7,10,11,13人気となると上手く削ぎ落とさないといけません



・追い切りから

一週前、当週と映像のあるものを見てみて思ったのはシュトラウスが別馬のようになりましたね

なんかあの動き見たら今度こそ信用して良いんじゃないかとすら思えてきます

でも後ろから競馬させると陣営談なので北村宏Jがどう乗るかですが桜花賞のアスコリピチェーノを見ても得意なのはもう少し前々で流れに乗る競馬する騎手だと思います


アスコリピチェーノも抜群の動きを見せていて桜花賞当時よりよほど良くなった感もあるのでルメールJがどれだけ回復しているかは気になりつつもメジャーエンブレム、レシステンシアとダイワメジャー産駒で桜花賞経由のルメールJ騎乗馬は過去に1,2着と馬券から外れるようなことがあるか?となると信頼度は高い一頭だと思えます


あとは映像のあるものではピンと来なかったものの先週の土曜追いでノーブルロジャーが坂路で50.8-23.8-11.9と凄まじい時計で走れています

ディスペランツァも素軽い走りを見せているので調子落ちは全く無さそうでここ2戦のマイル戦への対応力の高さから好勝負必至かなと


追い切りの動きからは

ノーブルロジャー
アスコリピチェーノ
シュトラウス
ディスペランツァ

あたりを馬券内に支持したいと思います



・今回軽視したい馬

⑯ジャンタルマンタル

皐月賞から中2週、しかもあのレコード決着で最も強い競馬をしたのはこの馬だと感じると同様に最も消耗する競馬をしたのとこの馬だと思っているので遠征続きの中2週の反動というものがどうしても気になります

皐月賞よりもむしろ適条件でしょうし共同通信杯でもラストは素晴らしい脚を使っているので実力的にはむしろ抜けた存在だと感じつつも皐月賞を100としてキープは到底できないと思っているので70〜80でも勝てるのか?というのが一つポイントになるでしょう


NHKの大河ドラマに吉高由里子さんが出演されていて吉岡→高野1,2フィニッシュみたいなのがサイン馬券の一つとして取り上げられそうですが、JRAのアンバサダーを務められている見上愛さんもその大河には出演されていて藤原彰子役ということですから藤原厩舎のダノンマッキンリーなんて声もありそうですね


あ、すみません

オカルトはあまり好きではないのでこの辺にしておきますが吉高馬券になればジャンタルマンタルは切りにくい一頭ですね(なんのこっちゃ)



⑧ボンドガール

こちらは桜花賞を使えず休養明けのNZTで2着と好走しましたし初めて間隔を詰めて使う今回は状態の上積みはかなりありそうです

ぶっつけになるゴンバデカーブースとは違い使えたことで馬券から外すまでのことはできないかなと思いつつもNZTの内容がメンバーレベルも含めてどうしても良い評価をするに値しないと判断しています

東京コースでのレースぶりから中山→東京替わりは良いと思うものの突き抜けるようなことはないだろうと思うので実力的にも軽視妥当という判断になりました



⑫ゴンバデカーブース

G IのモレイラJを軽視するのは自殺行為かもしれませんしボンドガールとシュトラウスを子供扱いしたサウジアラビアロイヤルカップが本当に強かったので実力は高く評価しています

堀厩舎とのタッグの連対率も50%に迫る勢いなので馬券から外すのは一見勇気のいることにも感じますが、堀厩舎の馬で重賞で1,2番人気になる馬には頻繁に乗るのに未だ未勝利ということと3ヶ月以上の休み明けでこのレースで好走する例がほぼ無いことも不安要素です

9割方仕上がったという堀調教師のコメントを見た時には買わないといけないかとも考えましたが、手術や体調不良など様々な要因でここまで時間がかかっていますし追い切りでも未勝利馬に2週続けて先着を許すなどとても9割の仕上がりには感じられなかったので消が妥当と判断しています



・買いたい馬

②ノーブルロジャー

個人的に毎日杯をステップにしてきた強い馬は買いたいというのが古い考え方かもしれませんが根強くあります

そして内をロスなく追走して前が詰まることさえ無ければ外の有力馬よりも単純に今の馬場状態が良い方に向くと考えられます

松山Jも復帰初週ですがかなり良いレース勘のまま復帰できているように感じるのでこの馬を本線として考えたいと思い重い印を打つことにしました



③ディスペランツァ

アーリントンカップは12.6 - 11.0 - 12.2 - 13.0 - 12.1 - 11.1 - 10.7 - 11.4とスローな流れを作った先行勢が完全にうまく乗った展開で上がり勝負となりましたが見事に応えて勝利しました

例年ほど速くなりそうにない今年のメンバーでもアーリントンカップほど中弛みは起きないと思うので中団の内で脚を溜めながら追い出しを間違えなければ決勝線手前では姿を現してくれそうです

後ろすぎて内から外に切り替えて外を回す形でのコーナー進入になると今の馬場状態ではかなり期待薄のため、鮫島Jにはその辺りを上手くクリアしていただきたいと願います



⑥ロジリオン

1400mを主戦場にしてきた馬の中では最もこの馬に期待したいと思うくらい東京でのパフォーマンスが高いです

単純に前回のク◯騎乗オブザイヤーに認定されるほど酷かった何もできなかった中京最内枠での対応で人気が下がるのであればと最初から狙うつもりでしたが想定よりかなり上の人気で9番人気あたりでしょうか

マイルはもたず1400mの馬と思われている今回こそ買い時だと思いますし東京マイルになって三浦J→戸崎Jに替わるとあれば強気に狙っていきたい一頭です



さて、書きたいことの半分も書けずでしたがレースまでの時間もあるのでもうまとめます


①延々と外を回るのは×
②内側はまだ有利
③極端な追い込みは今年は厳しそう
④有力馬は反動や休み明けに不安あり
⑤NZT組は評価しない


といったところが個人的な予想ポイントです


◎②ノーブルロジャー
◯⑥ロジリオン
▲③ディスペランツァ
△△⑭アスコリピチェーノ
△⑬シュトラウス
△⑯ジャンタルマンタル

②③⑥→②③⑥⑭→②③⑥⑬⑭⑯
この36点は買うと決めていますので

ここに
⑦チャンネルトンネル
⑱アルセナール

あたりを入れるかどうかというところです


アルセナールは前回が内で挟まれて追うのに苦労していたので真ん中くらいの枠に入ってくれればという期待をしていましたが、あまりにも極端な枠の並びになってしまったのでサンブルエミューズ産駒の大外の法則は怖さもあるもののあまり評価はしないことにしました

クイーンカップ出走馬のその後(桜花賞)を考えても過大評価はしたくないというところです


チャンネルトンネルは前回京都コースであの伸びでラスト数十メートルの瞬発力がディスペランツァには到底敵わないような脚色だったことから着差以上に実力は離れていると思います


蓋を開けてみれば外枠の馬しか来てないやんけ!!という未来が無いことも無いわけですがそこまで内がどん詰まりになるならジャンタルマンタルやアスコリピチェーノもどこからレースしたの??ということになるので、不利を嫌う人気馬が内に切れ込むはずがないということも含めて内枠馬による直線ロスを少なくした抜け出しに期待してみます


もしロジリオンやノーブルロジャーがセットで来て頭が人気馬でもそこそこ配当つきましたみたいなのを避けたい気持ちはレースに向いてどんどん湧いてくると思われます 笑

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