見出し画像

正直であることの難しさ


はじめに

正直な人、嘘をつかない人間でありたいです
GRAZIA SUGA interview

これって凄く苦しくて難しいこと。
そんな体験をしたので記録に残させてもらう。
というか、ただの日記。





嘘のない正直さとは


嘘をつかず、正直であること――。
愚かな私は、嘘をつかず正直であるということを自分の気持ちを抑え込まず、ありのままの自分を曝け出すことだと思っていた。
なんて浅はかな考えをしていたんだと、過去の自分を自分でぶん殴りたい気持ち。
いっそのこと誰か殴ってもらえない?(読者に鈍器を手渡す絵文字)



ユンギさんが過去に語ったこの信念の本当の意味を知ったのはつい先日。
11月8日の朝の6時半だった。

その日、私はProof in Tokyoに行く予定だった。
チングと約束して有給も取って、新幹線のチケットも数日前に購入し、気候に合わせた服装も考えて準備万端でその日の朝を迎えた。

いつもより早く起きた朝。
なんかちょっと体が変だった。
楽しみにしすぎて眠れなかったというのもあるのだろうと思っていた。
でも、前日に比べて喉の調子がよくなかったというのもあった。

もしかして……。
脳裏によぎったのは世間を騒がせている例の感染症。
けれど、熱もないし違和感はあれどいたって体は元気なのだ。
だた、新幹線に乗るし展示会には沢山の人が来る。
もちろんチングにだって会う。
だから念のため、違うだろうけど念のため……そんな軽い気持ちで検査をした。

けれど、結果を見て呆然とした。
コントロールラインと共にでた赤いライン。
それは紛れもない陽性反応。



予想だにしてないことが起こると人って動けなくなるし、変な汗をかくものなんだなって初めて知った。

なんでこのタイミングなのだろう。
私が何をしたっていうのか。
この感染症のせいで諦めた色々なことを思うと、この日は特別な日だったのだ。
私にとって大切な一日となる日だった。
そうなるはずだったのに一瞬で全てが崩れ落ちたのだ。

正直、熱もないし行ってしまおうかとも思った。
でも、自分の中のわずかな理性と良心が働いてすぐにチングに連絡をとった。
チングもこの日のために予定を空けていてくれたのだから、それは無駄にさせたらダメだと思って当日券が取れるか急いで確認して、空き枠をスクショしてそれも添付した。

行動としては至って冷静に対応してたと思う。
仕事に行く予定だった主人への報告、自分の職場への報告、娘の保育園への報告。
淡々と、そう淡々とするべきことをこなしてた。


ただ、気持ち的にはやっぱりショックは大きくて、購入した新幹線のチケットを見ながらベッドに潜って泣いた。
これ、払い戻し効くのだろうかとかも考えてた(お金大事だからね)



そして、嘘をつかず正直であるということはとても苦しいことなんだと知った。




嘘をつかず正直であることとは、単に、自分に正直に生きるということではない。
自分にとって不利な状況でも、起こった現実をありのまま受け止めることなんだと。
現実をちゃんと見て、それを自分が嘘にしないということなのだと。

これ、普通に心折れるしめっちゃきつい。
嘘で固めて隠すことの方がよっぽど楽な気がする。
でも、この体験をして少しだけ彼の思考に近づけたとも思った。
そして、私の推しは強いなと思ったし、心底優しい人なんだと改めて感じた。

自分だけが幸せでいられればいいという世界で私は生きているつもりはない。
きっとユンギさんもそうなんじゃないかなと思う。
だから、正直であろうとするんだろうな。
人に対して愛があるからこそ、そうあろうとするんだな。
苦しいし難しいけど、その根っこにあるものって至ってシンプルで、とっても暖かい気持ちで溢れていた。




結果としては、ちゃんと現実を受け入れて良かった。
その日の午後には発熱して、頭痛と倦怠感と関節痛が酷くなったから。
それに、帰宅してから陽性が分かった時に「遠征したから感染した」って思われるのも嫌だった。
特別で大切な日の素敵な思い出の余韻を汚さなくて済んだ。

幸いProof in Tokyoはまだ前半期間。
遅い時間帯なら当日券もあるということが思いがけず発覚したので、ばっちり抗体つけた状態で後半期間に時間を見つけてリベンジするつもり。
転んでもただでは起きないのが、ユンギの女だと自負しております(勢いよく挙手する絵文字)









さいごに


これを書いてる今も現在進行形で自宅療養中なのだが、幸い体調も落ち着き、あり余るほどの時間の中で思ったことをつらつらと書いただけでほんとうにすまない。
マジでただの日記だねとか、ここまで読んで苦情は言わないでね。
泣いちゃうぞ(うるせぇ)

というか、自宅療養中ってほんとすることなくて暇だね。
おかげでlyrics insideちゃんと読めそう。

あと、Twitterで抗原検査したことをチングたちがみんな褒めてくれて、その言葉に目頭が熱くなったのは言うまでもないのだけど、ユンギさんならそんなの当たり前のことだろって笑いそうだよね。
でも、きっとその笑顔は慈愛に満ちた優しいものだって信じて私は今日を終えようと思う(ご都合主義ですまん)





追記

ユンギヤー!!!
ホビのリリースパーティーに参加できなかったあなたの気持ち、今なら凄くわかるから、この悔しさを一緒にハイボール飲んで語ろうぜー!!!!(黙って)


それでは、あんにょん♡


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?