ゴステロという男。
こんばんは、にしおです。
今日も相変わらずアルバイトのみの1日でした。
話すことなど何一つありません。
そういうことで今日は、先日購入したスーパーミニプラ 蒼き流星SPTレイズナーvol.1のダルジャンをお見せしつつ、そのパイロットであり、レイズナーの名物キャラでもあるゴステロの魅力についてもお話ししようかなと思います。
こちらがそのダルジャン。
めちゃくちゃかっこいいですよね。
レーザード・パズソーと言うチェーンソー型の武器に、左手に装備された盾にはメタルクローなど、格闘戦に特化した機体になっています。
色味や、刺々しいクローなどかなり凶悪なイメージで、それがとにかくかっこいい。
更に特徴的なのが頭部のキャノピーの形状。
他の機体のキャノピーは、戦闘機などのそれと同じように滑らかな楕円、流線形になっています。しかしこの機体のキャノピーはなんだかデコボコしているんですね。赤という色味も相まって、締め付けられている脳みそみたいな形をしています。これが、パイロットであるゴステロの印象的な「脳が痛えよぉ〜!」という台詞(というか絶叫)とリンクしているような感じがしてこれもまた良い。
さて、ここからはダルジャンのパイロットであるゴステロについて紹介したいと思います。
ゴステロは、作中で地球と敵対しているグラドスという星の軍人です。劇中では、一度撃破され死んだと思われていましたが、物語中盤でサイボーグになって復活します。
その性格は、本人の発した「俺は人殺しがだーいすきなんだ。」という言葉からも分かる通り外道。ド外道。クズの中のクズです。そのクズっぷりが分かるエピソードもいくつか添えようと思います。
本来対SPT(作中のロボットの総称)用のライフルの出力をあえて下げ、火星で逃げ回る地球人を一人一人狙い撃ちにしてなぶり殺す。
部下二人を引き連れて作戦行動をしていたが、うち一人を自分に都合が悪くなったので殺す。
さらにもう一人の部下には、仲間は主人公に殺されたと嘯いて焚き付ける。しかし自分が殺したことがバレたのでそいつも殺す。
物語序盤の3話から8話の間という僅かな間だけでもこれだけのことをしています。
更に、中盤以降サイボーグとして復活してからはより人間らしさもなくなってもうほぼ化け物みたいになっています。そしてさらにタチの悪いのが、化け物みたいでもその卑怯さは健在という点。
サイボーグ化したあとも、主人公の姉でありかつてゴステロ自身も惚れていたジュリアの服を大衆が見ている目の前でひん剥いたり、腕を修理した婆さんをぶん殴ったり…。
とにかくゴステロのクソエピソードは枚挙にいとまがありません。
しかし、こんなキャラクターになぜか魅力を感じてしまうんですね。
シリアスな物語に、このレベルで異常な奴がいると作品自体にもより魅力が増すと言いますか。
ゴステロの、ゴミクズだけど自分を最優先して好き勝手生きている姿勢に少し憧れたりもします。
というか、レイズナーが好きな人でゴステロ嫌いな人っているんでしょうか?そのレベルで人気なキャラクターだと思います。不思議なものです。
ということで、今日はほぼゴステロの話で終わりました。
ありがとうございました。