スーサイドサイド

私ってどうやってもスーサイドサイドから抜け出せないみたいです、死にたくて死にたくてしょうがない。別に死ななくたっていいんだけど、私が私で無くなるのならば何でもいいんだけど、それが、今この世には実質「死」しかないから、死ぬしかない。なんて言ったって私だってもう大学1年生、18歳、成人もしてしまいましたし、いつまでもお花畑みたいな世界で生きてられない、地獄にそろそろ向かわなきゃ行けないお年頃なんです。だけど、私地獄で頑張って他人に殺されないようお箸を使って熱い鍋を食べるなんてことできないから、いつだって天国でみんなと一緒に協力してお鍋を食べていたい。

でも、もし、もしこれから頑張って地獄で生きていくとしたら、私あまりにも汚すぎる。何も出来ない、汚すぎるから。地獄に行くなら汚くてもいいんだろうけど、みんな綺麗なの、私以外のみんなとても綺麗。どうしてだろう、私だけ、心も、体も、顔も、全て汚くて醜くて、どうしたらみんなみたいになれる?どうしたら世間が提示する普通というラインに乗れる?そればっかり考えていて、だけど、その度に私は普通になれないと思い知らされます。わたし、大学は女子大に入ったんだけど、私が入られるところじゃなかった、だって私女の子じゃないの、汚い、みんなと比べて死ぬほど汚い。みんなは心がピンク色で時には水色の呪いにかかってしまったり、もちもちぷるぷるでヒラヒラが似合って、ヒラヒラが嫌いな女の子でも自分に合う魔法を上手く使いこなしていて、私だけが毎日妥協や惰性だけで全てを完成させていて、私だけが真っ黒で、私だけ全部が汚い。だからこの世の中で私が私で生きていくには私を殺すしか無かった、来世になんて期待しない、どうか、どうか、私を上手く殺せますように。もう大丈夫、全部私が楽にしてあげるからね。

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