dear friends 乳がんになった私の記録 #22|抗がん剤スタート

こんばんは。
今日は、抗がん剤を開始したときのことについて書くつもりですが、
その前に。
先日、都知事選で、うつみさとるさんという医師の候補が出てましたよね。
あの方が、抗がん剤治療をまだ行っている日本は愚かだ、
という発信をされていて、動揺しています…
今日は、雨だし、気分が憂鬱なこともあり、
喉に違和感もあり、ぶるー。

私は抗がん剤を使って、
がんを小さくしたと思っているけど、
抗がん剤の副作用も受けているわけで、
そして今も、分子標的薬を投与しています。
医師の立場からそのような見解を述べられていると、
では、抗がん剤(や分子標的薬などの化学療法)の代替手段は何なのか、
教えてもらいたいところ。
この発信の真意について教えてくださる方求む…!

さて、昨年の今頃、
私はとうとう抗がん剤治療をすることになりました。
EC療法+ドセタキセル(+ハーセプチン&パージェタ)治療というもの。

この最初の抗がん剤の効力がとても強いらしく、
赤い色をした薬剤を点滴で入れます。

2時間ほどで投与は完了し、
念のため付き添いで来てくれた母と軽く食事して帰宅。
投与前に吐き気止めを処方されていることもあり、
そこまで気分は悪くなく過ごせた。
翌日から何となく重だるく、少しむかつきがあるものの、
母の用意してくれた食事をとることが出来、
横になってゆったり過ごせるくらいの余裕はある。
念のため、仕事は休んだものの、3日目には気分が戻り、
普通に働くことが出来ます。
2日目が一番だる重いかな。

そして、だんだん体調がゆるやかに底に向かう1クール目の2週間を経験します。

と、ここまで書いていて、
当時の不安な気持ちがよみがえってきました。
これから8クールも投薬治療が続くんだ…と思った時の
遠く長く感じた道のり。

1年たった今、
手術や、抗がん剤投薬がおわり、
髪も生えてきた今を思うと、
ありがたいけれど、
気が緩んでいることも確か。

家族の心配をきちんと受け止め、
食生活に気を付けて、
甘いものはほどほどに(というか減らして)
良い習慣を身に着けたいと思います。



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