ノイジィ

ざらついた声でささやく
あの娘の横顔眺めて
ふらついた頭揺らして
思い出せなくなる何かが

ノイジィな雨が降るノイジィな雨が降る

伸び過ぎた髪を気にして
定まらない視線散らして
ぐらついた僕の手を取り
行くとこも別にないのに

ノイジィな雨が降るノイジィな雨が降る

つらつらと眠るあの娘の
少し跳ねた髪眺めて
丸くなったままで転がる
僕の目の端でほらまた

ノイジィな雨が降るノイジィな雨が降る

惜しみなく注ぐ愛を