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学術情報は誰の(ための)もの

某W社とアイルランドやアメリカの関連機関とのやりとりを日本のソースで見ていると,論点を伝えているところってあるのだろうか。とふと思った。
関心が声明のところに向いていることもあるのかもしれないですが。

アイルランドの図書館員や図書館関係機関、Wiley社による電子書籍コレクションの削除に対する反対声明を発表 https://current.ndl.go.jp/node/46875

米・SPARCと米国の非営利団体Library Futures Foundation、Wiley社による電子書籍コレクションの削除に対する反対声明を発表 https://current.ndl.go.jp/node/46937

間違っているかもしれませんが,今回の核心を伝えているのは個人的には下記2つのコンテンツかなと感じています。私の目にとまったものだけなので完全私見です。

Irish Librarians condemn publisher Wiley’s removal of hundreds of titles from ebook collections

SEPTEMBER 20, 2022

DCU Students’ Unions statement on Wiley withdrawing access to over 1,300 e-books

新学期が始まるタイミングで,学習書としてニーズが高いコンテンツを含むレンジで,何の相談やアナウンスもなしに一方的に削除した

雑誌の話題でも言われていますが,学術情報は誰の(ための)もので,学術出版は(もちろんビジネスなんでしょうが)どこをケアしているつもりなのか。

先日の学術情報ソリューションセミナーで尾城さんが仰っていた言葉たちが身に刺さります。

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