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食育ってなぁに?①(5月中旬)


この4月から、研究保育のテーマとして
「食育」をすることにした。
自園は、食育を大切にしてると言ってるけど
職員自身、そこまで思えていない…
という現実があるため、食育を選んだ。

まず、4月にしたことは「八百屋さんごっこ」
ほんとに単純で、園庭に野菜を並べて
みんなで観察するだけ。
園庭で遊んでた子どもたちが
「なになに?」と集まってくる。
感触や匂いを五感を使って感じた後、
一緒に出していた資料をみて
「これ食べたい!」と口々に話していた。

とうもろこしの資料

ここに、食べたい料理にシールを貼ってもらった。
「街頭アンケート風」🤣
(青が4.5歳、赤が2.3歳)
そしてこの料理を買うのは難しい…となった時、
「作ったらいいやん!」
「みんなで野菜育てたら?」
という意見が出た。
ということで、早速 翌日に種まき。

種まきについての資料を畑に置いておくと
また「なになに?」と集まってきたり
昨日のやりとりを覚えていて、
「種まきしよー!」と自らやって来たり。
文字が読める子どもが読んで、
年下の子たちに教える姿が。


「とうもろこしの種は、三角のてっぺんが
 下になるように植えるんだって!」
と、資料をよく理解して種まきしてた。

枯れかけの苗を発見。「水やりしよ!」

枯れかけてるきゅうりの苗を見つけて
「水あげなきゃ!」と水やりしたり、
毎朝 泣いて登園してきてた子が
種まきと水やりを楽しみに笑顔で登園したり、
ニホントカゲに興奮したり、
じょうろの貸し借りで喧嘩したり。

食育って、食べることだけじゃないなと
感じ続けてる。

今回、意識してるのは、
「みんなで一斉にする」ことに拘らないこと。
上に書いたように、
外遊びしてる子どもたちの中で
「なになに?」と気になる子どもたちが
取り組めたらいいと思ってる。
そこから、「なになに?」が広がって
「自分で育てる野菜を決めた」
「自分で種まきした」
「自分で水やりをした」
と、子ども自身が
「自分でできた!」と
自信になる経験になればいいなと思ってる。


続きもまた書きまーす!

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