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自己認識と他己認識のズレを把握する

学びの仲間界隈で、いわゆる「組手」
呼ぶ 1 on 1 ミーティングが流行って
おり、これまでにかなりの人数の方の
お相手をさせていただいた。

昨晩も、まだリアルではお会いした
ことのない方ながら、色々と積極的に
アプローチをしてくださる方から
依頼を受けたので、もちろん喜んで!
ということで1時間ほどのセッション。

色々おしゃべりしていたら、
アッという間に1時間過ぎていた感覚。
接するからには、出来る限り一緒に
過ごした時間を「価値」あるものと
感じていただきたい。
常々そのように考えているが、
それなりの「価値」を受け取って
いただけたのではないかと思っている。

いくつか話をさせてもらったうちの
一つが、「ジョハリの窓」について。

有名なフレームワークなので、
ご存知の方も多いだろう。
紹介してくれているサイトも多く、
例えばこちらは、ダウンロード可能な
PDFファイルや、診断アプリも提供
してくれているので、便利かも
しれない。

自分が知っていて、他人も知っている
「開放の窓」を広げていくことで、
自己認識(自分が自分をどう見ているか)と
他己認識(他人が自分をどう見ているか)の
ズレがなくなり、コミュニケーションが
より円滑に行われる
ようになる、
そんなメリットがあるのだ。

*「他己認識」はあまり一般的な用語では
ないが、「他己紹介」はよく使われ、
パッと理解もしやすいだろうと判断して
使わせてもらった。

この「ジョハリの窓」
私が最初にその名前を聞いたのは、
社会人になりたての頃の研修だった。

命名の由来が、これを考案した
心理学者ジョセフとハリー。
彼ら二人の名前だと聞いて、
そんなダジャレのような名称なのか?!
と衝撃を受けたことを思い出す。

それはさておき、「組手」で、今まで
話したことのない人からフィードバックを
受けるのは、自分の新たな一面を発見する
契機となりやすい

そこは非常に大きな価値である。

と同時に、普段よく話す人からも、
改めて自分に対するフィードバックを
もらうように意識的に問いかけた方が
良い
という趣旨の話をさせてもらった。

普段、正面切って、個人的な内容の
フィードバックをしてくれる
「モノ好き」な人はなかなかいない

または少ない
だからこそ、自分から尋ねていかない
限り、他己認識が深まりにくい
のだ。

自己認識というのは、大概は間違って
いる、あるいはズレているものである。
それは言い過ぎにしても、100%正しい
自己認識などありえない
、というのは
間違いない。

会社の人事面談等で、定期的にフィード
バックを得る機会がスケジュール化
されていれば良し。
もしそのような機会がないならば、
自らスケジュール化して、適時
フィードバックを取りに行く
ことが
極めて重要だと考える。


己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。