自分だけの特別な強み

先週「Day 1」を受けた
「VIA強み発見ワークショップ」の
「Day 2」に昨日行ってきました。

「Day 1」の翌日に書いた記事は
こちらです。

「Day 2」では、実際にリアル会場で
受講者同士が直接顔を合わせる形での
開催でした。

予め、自分たちが受けたVIAで上位に
出て来た強みに関して、自分自身の
過去を振り返り、その強みの特徴が
現れているエピソードを思い出して
メモに落としてくるという宿題を、
事前に終えての参加です。

24個に分かれている強みの要素のうち、
上位7項目を中心に振り返ったのですが、
こういう自分の振り返り作業というのは
人によって好き嫌いが分かれますよね。

私は割と好きで得意な方だという自覚が
あります。
学生時代に就職活動をした際、
いわゆる自己分析を徹底的にやった
ことがありましたが、あの時の経験が
良きベースとなりました。

その後の転職／転社活動においても、
その自己分析のベースがあったので、
都度の振り返りも効率的、効果的に
実施することができ、これまでの
社会人生活30年ほどのキャリア全体に
活かすことができていると思います。

今回も、特に苦もなく、自分の頭の中に
ある具体的なエピソードの数々を文字に
落としてから参加しました。

他の参加者の方々も、自ら好き好んで
休日にこうしたワークショップに参加
されているような方々なので、
強みの振り返りもきっちりと的確に
なさっている方ばかりでしたね。

ワークショップの詳しい中身自体は
省きますが、簡単にサマリーすると、
全部で24ある強み項目をおさらいし、
各自で持ち寄った上位7つの強みに
関するエピソードを互いに共有して、
フィードバックを与え合ったといった
ところ。

そして最後に、上位の強みを中心に
全ての強みを見返してみて、
「自分だけの特別な強み」を探して
みる、というお題が出されました。

英語では「Signature Strength」、
「この強みを切り離したら自分では
なくなってしまう」と思える要素を
指すのだそうです。

この「Signature Strength」は、
ただその強みを使うだけで幸福度が
アップするとのこと。

そして、強みですから、当然それを
使うことができれば、成功の確度も
上がるはずですよね。

自分にとっての「Signature Strength」
とは一体何なのか？
これを、自分で独り善がりで決め付ける
のではなく、他者の客観的な目も入る
形で確認、検証できたのが、今回の
ワークショップの白眉だったと言える
でしょう。

自己認識とはちょっと異なる、
本当の自分、客観的な自分の強みに
気付くきっかけを得ることができて、
大満足な土曜日となりました。

ご興味のある方は、VIAのテスト自体を
例えば会社の部や課の単位で受けてみて、
お互いの結果をシェア、フィードバック
し合うことも可能だと思います。

ワークショップの講師である紀藤さんは、
ご家族単位でお互いの強みを一覧表化
することで、強みに基づく家庭の経営を
実践されていらっしゃるのが非常に
印象的でした。

個人的に、「強みは世界を救う」と
思っています。
より多くの人が、自身の強みを存分に
活かして、仕事に遊びにワクワクと
取り組んでいる世界へと、近づいて
行きたいですね。