世の中を花で埋め尽くす

つい数日前からプレイし始めた
「ピクミンブルーム」という
ゲームがあります。

数日間試してみての感想を、
取り急ぎここにアップして
おこうと思い立ちました。

大してやり込んでいないので、
感想をあげたところで拙い
ものにすぎませんが、
自分自身このゲームは純粋に
楽しもうというよりも、
ビジネス的にどんな示唆が
得られるかという観点から
関わっているということで、
ご容赦ください。

このゲームをご存知ない方の
ために、ごく簡単にゲームの
概要を説明しておきましょう。

ピクミンというのは、
妖精だと思ってください。
プランターに苗を植えてから
歩くと、歩いた歩数の分だけ
苗が育ち、やがて収穫できます。
収穫すると、それがピクミンと
して活動を開始するのですね。

ピクミンに栄養を与えると、
花を咲かせてくれて、
その花を収穫して自分が歩く
場所に植え回ることが可能と
なります。

どんどんピクミンを増やし、
どんどん花を育てて採取して、
どんどん周囲に花を植えまくる。
そんなゲームだと説明できるの
ですが、伝わるでしょうか？

ピクミン率いる自分は、
「ポケモンGO」と同じく、
実際の地図に近しいバーチャル
地図上で活動します。

現実世界には、花は非常に限られた
場所にしか咲いていませんが、
バーチャル世界ではとにかく一面
花、花、花で埋め尽くされている
のですね。

そして、どれだけ密度高く花で
埋め尽くせるかは、自分を含む
プレイヤーがどれだけ歩き回り、
花を植えまくれるかにかかって
いるという趣向なわけです。

性善説という言葉もありますが、
人というのは、心の奥底で何か
良いことをなしたい、
家族や社会に貢献したい、
そんな気持ちを持っているもの
ではないでしょうか。

みんなで協力して、この世界を
花で満たしていきましょう！
的な世界観、これは多くの人が
つい賛同したくなるコンセプト
ですよね。

その意味で、人の心理的な傾向を
掴んだ、世界観の構築が非常に
巧いなぁと感心をした次第です。

同じく、人の「コレクター魂」を
くすぐるのも巧いと言えそうです。
これは、RPGなどのゲームでは
「いつもの話」ではありますが、
ピクミンの種類にせよ、
自分の分身の着せ替えにせよ、
その他のスペシャルアイテムにせよ、
ついつい集めたくなるような
仕掛けが至るところに。

より魅力的なコレクションを築く
ためには、当然、課金が必要に
なってきます。
私はそこまでしてプレイする気は
ないのですが、ハマる人はきっと
ハマるだろうなと理解はします。

ザっとこんな調子ですが、
今しばらくプレイし続けてみて、
面白い知見が得られることを
期待したいところですね。

ちなみに、iPhoneのバッテリーが
とにかく異常な速さで消費されて
行くことには少々辟易してます。

元々バッテリーのもちが悪く
なってきたところ、追い討ちを
かけられたような感じ。
再度のバッテリー交換を検討
せねばなりませんね。

以上、参考になれば幸いです。