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懐かしの「どちて坊や」

自問自答。
リフレクション。
内省。

自分自身に
「なぜ?」
「どうして?」

と問いかけるのは、
色々な場面で有効だ。

どんな仕事をする上でも、
まず目的をハッキリと定める
ことが、成果を挙げる上で
重要
であることは、
ほぼ疑いのないことだと思う。

その目的を確認するためには、
まず「なぜ?」と問うことから
始めるのが手っ取り早い。

トヨタでは、「なぜなぜ5回」
いう言葉があるのも有名な話。
Root cause「真因」に辿り着くまで、
しつこく「なぜ」を繰り返す。

仕事をしていると、「なぜ?」の
重要性に思い至ることが少なからず
ある。
そんなとき、ふと「どちて坊や」
ことをなぜか思い出した。

TVアニメ『一休さん』に出て来た
キャラクターである「どちて坊や」
のことを覚えている方も多いのでは
ないだろうか。
アニメのストーリーは全くもって
記憶にないが、「どちて坊や」の
顔と、しつこいセリフだけは、
妙に粘っこく頭に残っている。

どんなことに対しても、ひたすら
「どちて?」
「どちて?」

を繰り返し、さしもの一休さんも
困らせてしまうというツワモノ。

「どちて坊や」が出て来たエピソード
でも、きっと何らかの教訓が語られて
いたに違いないのだが、残念ながら
本当に全く覚えていない。
しかし、こういう好奇心のカタマリの
ような態度
というのは、ときに周囲を
ウンザリさせるかもしれないにせよ、
人生を成功に導く非常に重要なカギを
握っている
に違いない。
そんなことをついぞ思うのである。

いちいち「なぜ?」と問う前に、
「仕方ない」
「まぁこういうもんだ」
と妥協する態度というのは、
成功するための大切なピースを
自ら投げ捨てているのと同じ。

「なぜ?」
「どちて?」
「Why?」

を口にしなくなったら、それは
終わりの始まり。

そんなことを常に頭の片隅から
離れないようにするために、
「どちて坊や」の画像をスマホの
壁紙にでもしようかしら。
なんてことはさすがにしないが、
とにかく大切にしたい言葉である
ことは強調してもし過ぎることは
ないだろう。

子育てや、部下育成においても、
この「なぜ?」を大切にする姿勢は
殊のほか重要である。
健全な好奇心を持ち、物事を探求
していくモチベーションこそが、
未来を切り拓くための大きな武器

となる。

「なぜ?」の力を適切に使いこなせる
ように導くことで、子どもにせよ
部下にせよ、勝手に自走して育って
いくようになる。
そのためにも、自らが「なぜ?」を
常に問い、物事の真因に鋭く迫り、
まるで息をするかのように問題解決を
していく背中を見せていきたいものだ。


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