まえばし詩学校第11期を終えて

まえばし詩学校第11期「あなたと私を知る短歌」

 私は、短歌を、創作活動を、人と関わるためにやってるんじゃないかと最近よく思う。そんな感覚をちゃんと自分以外と確認した上で、新しい関わりかたと楽しみ方を掴んだような日のことをとてもありがたいと思う。

 まえばし詩学校第11期の講師として「あなたと私を知る短歌」をテーマに講座を持たせていただきました。大学の文芸研究部で短歌の企画を行う中、部内で短歌について話したり講座を持つ機会はありましたが、学外・部の外でこのような機会を持つことは初めてで貴重な経験でした。

 今回のテーマは「あなたと私を知る短歌」。
 私は高校時代から今まで短歌の創作活動を行う中で、作品が部やその集団の中でのその人を知る重要なツールとして機能している気がしていました。作ってみることで他の人の感想から自分の創作のあり方を知らされて、その後の創作の方針が決まったり、他の人の作品を読むことで自分の創作に影響が出たり、そういうことをするのが楽しいから人と創作をするのだと思います。
特に短歌は31文字、七五調という決まったことが多い形の中で、創作の入口にしやすいと思っていて、所属する部の中でものを作るスタートラインにどうぞという気持ちで色々なことをしていました。
そんな思いを元に、今回講座を持たせて頂きました。思ったよりもみなさんが持ち帰るものが多かったことをありがたく思いますを

さて、短歌を書く人間に31文字を越えて、なんなら文字数の制限のない空間はなれないのでこの辺で。 そのうち思うことがあったらこっそり文字数が増えているかもしれません。書きたいけれどうまく文章化できない気持ちがたくさんあります。
とりあえずのところ、参加してくださったみなさんに深い感謝です。

最後に参加者のみなさんの感想を少し添えて。


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