見出し画像

大企業で働く僕は事業が起こしたい!5

いわゆるスタートアップ系の起業の場合、企業理由があるはずです。

小さい頃の原体験、友人や知人の困りごとを解決したい、自分で見てきた世界の課題を解決したい、自分の技術で世界を救いたい・・・

でも、困ったことに異動時点では、事業動機がない!

なぜかって、大企業でエンジニアをする人の典型だからです。

小中高とグレることもなく、それなりに勉強ができる、家庭も安定、そのまま所謂有名大学に入る、推薦で大企業に入社しエンジニアになる。ある程度の給料、労務時間、労務環境・・・

そう、おとなしく会社の言うことを聞き、言われたこと・これまでやってきたことをやり続けるエンジニアのできあがり♪ 思い切ったことをしてジャンプすることが求められるわけではなく、まじめにコツコツと同じ事を100%やる人が出世する世界。それも会社がこれまで作り上げた仕組みで利益を出しているだけなんだけど、やってる人は自分が自分が自分が・・・

書くととてもつまらないけど、ある意味とても恵まれている。

そんなエンジニアにとって、どうしても、犠牲を払っても起業したい理由はないんです。。。

そして、今回の”リーンスタートアップ”はまさにそこを突いていて

動機を探すところから始まるのです。


インターネットを検索すると困りごとが出てくる、テレビでは報道される、困っている人がいるのは知っている、でも自分はそんなにこまってない=実感がない

for(;;){

SDG’sを学び、専門家に話を聞きに行く、街角インタビューをして困りごと聞く、すると世界の・ある業界の困りごとがいくつか見えてくる

この中から事業を選ぼう・・・

すると浮かんでくる自問自答

「なんで? なぜ僕が?」「いや別に・・・」

}の無限ループ

そう、実は強い起業動機がないのは弱い・つらい・はかない。

「車椅子の人を助けたい」「なんで?なぜ僕が?」「ん~、んと、んと」

「食糧危機をなくしたい」「なんで?自分は困ってないじゃん?」

何か問題や反論に直面しても「俺はどうしてもやりたいんだ!」と言えることは、実はすごい強いこと

こうして、コンサルに勢いづけられて取り組んで、自問自答して落ち込んでを繰り返します。

そしてとうとう禅問答・・・(ちーん)

「なんで僕がいるのか?」「何のために生まれたのか?」「何ができるのか?」「どんな価値があるのか?」

みなさん禅問答したことありますか? 実は趣味で座禅を組んだことも説法と聞いたこともありますが、ここまで自分のことを考えたことがなかった自分に気づきます。

恥ずかしいですが、命や宇宙、地球の裏の人と自分の関係性とか、もうそれは心の旅か怪しい宗教・・・


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?