殻を破るためのきっかけ

秘書として、対人スキルは重要だということは、秘書になる前から承知していました。しかし、私はかなり内向的です。。なので、対人スキル強化は、この職務を受ける上で自分のチャレンジになるということは理解して挑みました。

前任の方は、元営業であり、私よりも対人スキルが高そうでしたが、社長との距離感は結構あるように感じました。それは自らそうしているのか、距離を縮められないのかは分かりません。しかし、やはり私としては、ある程度フランクに話せる距離感を作りたい。そう思い、2人の空間では(当然空気を呼んでタイミングを見計らい)積極的に話しかけるようにしました。そのタイミングが先週7/11、イベントの控室で2人きりになった際。やはり社長はオーラもあり、話しかけづらい部分はありますが、意を決して、軽い雑談(イベントのステージの人の話し方や風貌について)をしました。この会話は結構うまくいき、空気が和みました。やはり社長も、秘書と二人の「シーン」という空間は居心地悪いのだと思います。であれば、積極的に話しかけていこう、という意思がもてました。

それをきっかけに、エレベーターの中や移動中など、積極的に話しかけるようにしています。それに対し社長も意見を言ってくれるようになりました。

今更ですが、やはり話すことは重要だと再認識しています(社会人何年目だよw)。秘書という役割上、社長に限らず、初対面の人としばし空間を共有する場面が多いですが、張り詰めた微妙な空気を耐えしのぐのではなく、話すことで居やすくする、ということが、双方にとって重要なのだと実感しました。話すことで人の心は和んだり、空気が変わる。当然、相手によって、対人スキルは違いますが、何もしないよりした方が良い、と思います。話すことでその人を知り、そこに面白みが生まれますし。今までは、その場しのぎの雑談はしていましたが、それでは単に時間を浪費するだけ。ちょっとの時間でも、思うことを素直に共有し、価値ある会話をした方が、その時間も楽しくなるし、その方がお互い良い顔で会話ができる。うわべだけでの会話でなく。

大きな勇気の小さなアクションががきっかけとなり、そのリターンに感銘することで自分の行動が変わっていっているということにふと気づきました。1回きりで変わるものではないと思いますが、それを積み重ねると、変わっていく。当然リターンが無ければ変わらない。同じベクトルの自分のアクションによって生み出す小さな成功を積み重ねて自分を変えていく。基本ですが、大事なことだと思った今日この頃です。

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