真鍋吉明ソロアルバム発売記念 Special Live “Rutile”@南青山MANDALA
Grace to You
Daybreaker
All Creation (Let's Go Leone!)
News for You
The Child of Wheat
Gemini
シルヴィア フォーカスのカバー
シー
クリムゾンキングの宮殿 キングクリムゾンのカバー
Sweet Little Deal
ガブリエルズオーボエ エンリオモリコーネのカバー
Rutile
Beautiful Struggle
アンコール
Where Do You Go
P「どうでしたか?」
P「ありがとう」
P「今日はいつもと違ってラグジュアリーな感じの所です」
P「今日は1曲、1曲をゆっくりやっていきます。でも次の曲だけはメドレーなんだけど」(→Daybreaker→All Creation (Let's Go Leone!))
P「ひさしぶりのスーツ。どこまで着続けていられるか」
P「先日のインストライブに続いて、青柳誠!」
P「兄貴は最後までスーツを着るとさっき楽屋で宣言していました」
P「スーツ脱いでいいですか?拍手がまばらですね。ではもう1セットやります」
P「次にやる曲Geminiは基本的なフレーズは(演奏する)最初から最後まで続けて、そのほかのアレンジを盛り上げていこうと思って作りました。誤解を恐れずに言えば(天空の城)ラピュタみたいな。どんどん上昇して行く感じ」
(ジェミニ演奏直後)
P「バルス!」
P「この曲(Gemini)実はすごい難しくて、ギターやってる人ならわかると思うけど、1つずつずらしてやるのは」(演奏する)
P「去年の11月にこのアルバムをリリースして、1月1日に109カ国に配信されました。すごくうれしいです。正月からいいニュースが。というわけでNews for Youです。曲につながるMCを考えてみました」
P「南青山のマンダラというライブハウスは8年前、◯◯を見に行って、その辺り(客席の中央あたりを指さす)で見たんだけど、その時こんなラグジュアリーなライブハウスで何かできたらいいなと思っていて、8年越しの思いが叶いました。南青山マンダラの人ありがとうございます」
P「次にやる曲はThe Child of Wheatって曲なんだけど、意味分かる?チャイルドは子供って意味で、ウィートは分かる?・・・小麦って意味だよ」
P「スーツ脱ぎます」(上着を脱ぐ)
P「1枚1枚脱いでいくというわけではない」
P「一生に1度くらい、頭にネクタイを巻いてみたい」
P「高校生のときラジオで聞いた曲で、頭からそのメロディーが離れなくなってしまって、オランダのプログレバンドのフォーカスってバンドなんだけど、ギターがめちゃくちゃ上手くて、ヤン・アッカーマンっていう名前からして悪そうな人で、プログレもジャズっぽいアレンジを入れたりしているんだけど、この曲だけはその感じがなくて、しかもインストの曲なのに珍しくすごい売れたという。シルヴィアという曲です」
(シルヴィア演奏後)
P「高校生の頃はこんなに弾けなかった」
P「シルヴィアという女性がいかに偉大かという曲らしいです」
P「BSTBSという専門チャンネルで、SONG TO SOULと言う番組があって、毎週1曲を取り上げて、この曲はどういう風にアレンジしたとかどんな機材を使っているかとか、非常にマニアックな、マニアックというか、専門的な番組で、たまに見ているんですが、そこにこの前、たまたまシルヴィアが特集されていました」
(青柳さんがピアノへ移動する)
P「兄貴、チューニングしていいですか?」
青柳「はい」
P「兄貴のピアノくらくらしますよ」
(青柳さんがピアノを演奏する)
P「ああ、いい!」
P「ボクのインタビューで印象的な『自分のギターで地球の地軸を動かしているんだ』という発言。内心、他のギタリストがかわいそうでかわいそうで。若いころの思い込みって大事ですよね。そんな気持ちを今もう一度」(→クリムゾン・キングの宮殿)
P「キング・クリムゾンのコートオブザクリムゾンキング、クリムゾンキングの宮殿という曲でした。興味があったら聞いてみてください」
P「青柳の兄貴を紹介していいですか?兄貴マイク入ってますよ」
青柳「兄貴って呼ばれるの恥ずかしい」
P「ボクに言わせれば兄貴ですよ。ピアニュ・・・ピアノが弾けて、サックスが吹けて、絶対音感を持っているという。音楽のために生まれてきた人です。でもギターが苦手という情報を入手して、ちょっと優越感に浸っているという」
青柳「Fが苦手」
(真鍋さんがFのコードを弾く。青柳さんが立ち上がって真鍋さんに頭を下げる)
P「この業界長いこといるけど、音楽のために生まれてきた人を何人も見てきましたが、青柳の兄貴は音楽のためだけに生まれてきた人です。これは決して他の部分が全部ダメダメだということではありません」
P「兄貴は京都出身で、ナニワエキスプレスというバンドのバックミュージシャンとして活躍なさっていて、雲の上の人。別の世界の人だと思っていたのですが、その垣根を飛び越えてきてくれました。岩崎宏美さんのプロデュースもなさっていて、岩崎さんからはベムと言われているそうです」
P「映画監督、映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネ。彼の作った曲で、この前ミッションと言う映画に使われていた曲をやります。ガブリエルズ・・・ガブリエルズオーボエ。言いにくい」
P「クラシックの有名な頭のこんな女性なんだっけ?その人もカバーしてました。まあいいや」
客「えー」
(演奏直後)
P「ああ、思い出した◯◯だ」
P「光栄です。光栄すぎて倒れそうです」
P「ハイブリッドレインボウ。1周間でマスターできるハイブリッドレインボウ講座というのを作ったのですが『全然弾けるようにならない』とのクレームをたくさんいただきました。わかりやすく解説したつもりなんだけどなー。今回のRutileというアルバムもいずれ詳しい演奏方法の解説ビデオがゆっくりと作られるでしょう」
P「今日のライブも、もう後半戦。こんな機会があってとってもうれしいです。座って見るのもいいでしょう」
P「最後の曲です。すべてはここから始まったといっても過言ではない。Beautiful Struggle」
(アンコール時ネクタイをはずして、ボタンを上から4つぐらいはずして真鍋さんが出てくる。ネクタイをオレンジのアンプの上に置く)
P「ネクタイを頭に巻くと思ったでしょう?」
(ボタンをとめる)
P「胸毛がバレてしまう」
P「今日、自分の名前名義のイベントでこんなに集まってくれてどうもありがとう。また機会があったらこんなようなことをまたやりたいと思います」
P「最後にみんなどこへ行く?ということで、Where Do You Go」
(冗談で、最後客にギターを例の渡し方で渡そうとする)
P「どうもありがとう。また会いましょう」
感想
すごい迫力のライブだった。ライブレポでは10分の1も伝わっていないと思う。真鍋さんてすごいんだなーと改めて思った(今更かい!)
初めての試みでみんな緊張していた。でももうちょっと声掛けがあってもいいような気がした。真鍋さんが「最後の曲だけど」と言ったときシーンとしてたのはちょっと寂しそうだった。とか偉そうなこと言いつつ、自分もガチガチだったから何も言えなかったんだけどね。また真鍋さんのソロライブがあるみたいだし、楽しみがまた一つ増えました
追記
感想にも書いたけど、真鍋さんですごいんだなあ、と思ったよ。アルバム一枚だけで持つのかな?と思ったけど良いライブだった。