見出し画像

3・8、または占いが言うには

 3月8日(水)
 ちょっと余裕のある、もとい人間らしい心の生活を送れているので、某アプリの隅にある星座占いを見たりもしている。この日見ると、自分の星座は★☆☆☆☆とあり、ずいぶん悪め。テキストを読むと、「ダイエットとかは考えず、食べたいものを食べましょう」とあった。よし、と思った。幸運を呼ぶのは「モノトーンコーデ」とあった。そのとおりにした(黒のモックネックカットソーの上に、白いデッキマンシャツ、裏地が白の黒のスプリングコート、インディゴデニム、グレーのスニーカ)。占いは、「きっかけ」として利用したりしなかったりしている。
 radikoでボンカタ聴きながらいつものパン屋Sへ。まずは大社へお参りしてから。というわけで、テイクアウトではなく、どっしりモーニングにすることにした。早朝なのでさすが、席は選び放題。
 黒豆パンと、いちごのフルーツサンド、ホットコーヒー。大変美味しい。フルーツサンド好きなのだ。したかったことは、腰を据えて小説を読む。おかげさまで、没入できてよかった。気づけば11時、席は、見慣れた満席。スミマセン、スミマセン、と思いながら急ぎ足で退店。
 ぼちぼちランチタイムで、せっかくここまで来たのだからお気に入りの洋食屋でランチをしたい。なんといっても、占いがそうしなさいと言っているのだから。入ろうと思えばもう入れたのだが、いかんせんまだちょっと腹具合が3割ほど。ぺこぺこにして臨みたいのだけど、是非とも。
 そういうわけで何となく散策。テキトーな喫茶店でアイスコーヒーを飲んで小説の続きを読みつつ、ぺこぺこを待とうという算段。つま先を向けた方角には、こんなにもかというくらいテキトーな喫茶店がなく、結局いつもよく通るが入ったことのない喫茶店に入った。ホールには、スリングで赤ちゃんをあやしながら接客する若い女性、厨房には妙齢のおばちゃん。次々入ってくるお客さんは、近くの現場系の男性。大変活気があり、あぁこんなふうに親しまれている良いお店なのだなぁと思った。すごい、平日の醍醐味。
 結局腹具合は2割くらいまでしか空かず、でもいざランチ。Kの、この季節ならではのセット。坂越産の大ぶりカキフライ4つ、エビフライ2尾、ハンバーグのセット。一回のランチにしてはやや贅沢ではあるが、ここのカキフライは逃したくない。それに、今日は何といっても占いが……。
 超満腹でごちそうさま。レジの人だけでなく、なるべく多くの従業員さんが退店のときにこちらを見て挨拶してくれるところも、このお店が大好きな理由のひとつ。昼下がりをコンちゃん聴きながらご機嫌に帰宅。この日はどのラジオを聞いてもガーシー氏に呆れ、怒っている。せっかくの放送時間をこの話題に使わせてしまっていることが、リスナーとしては罪だ。
 午前を活動的に過ごしたら過ごしたで、帰ってきてごろごろしてしまう。結局そうなのか自分は。楽しくウラウラ聴いて、ちょっと動こう、と着替える。新たなモノトーンコーデ。白タートルカットソーの上に、黒パーカー。インディゴデニム、白ビルケン。「ラッキーコーディネート」みたいな占い、助かることが判明。特化したアプリを探そうかなぁ。
 てくてく歩いてモールへ。デパ地下的なところで、ちょっと良いおにぎりを見繕う。「ふきのとう味噌」のそれがあったので選んだ。自分も大人になったものだなぁと思う。というか、ほとんど売り切れていて選べるものがそもそも少なかった。いずれにせよ「ふきのとう味噌」は魅力的だったに違いない。
 その買い物だけ済ませて違う道を歩いて帰宅。チラシダス聴きながら、身だしなみを整えたら晩ごはんの準備。冷蔵庫にある野菜類だけで余裕でお味噌汁が作れる。そうそう簡単に傷まないのだな。
 バスケB1リーグの「千葉―宇都宮」を観ながら晩ごはん。試合終了を待たずにシャワー。早め、21時半くらいに布団に入るがあまりすぐには寝つけなかった。お味噌汁の晩ごはんのとき、必ず夜中何度かトイレに行かざるを得ないのは、やはり塩分過多なのだろうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?