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Darkest Dungeon 2 Tierリスト(2021/12/5 v0.10.29156準拠)

Darkest Dungeon 2では、2022年1月10日現在9人のヒーローを使用できます。ヒーローたちはみな異なったスキルを持ち、各々の役割が定められています。この記事ではこの9名のヒーローについて、私の中でのTierリストを書きたいと思います。将来的にヒーローは増える予定であり、パッチによってヒーローの強弱も変わってくるはずです。
あくまでも現時点(2022年1月10日)でのTierリストです。

Tier一覧と各ランクの備考
・S:唯一無二、天下無双。パーティに必ず入れた方がよい。
・A:強力。パーティにいると道中が安定しやすい。
・B:好みによる。パーティにいてもいい。
・C:つよい点よりもよわい点の方が目立つ。

Sランク

・Pluague Doctor:最強の万能型後衛
天才女医であり、誰もが認めるDD2最強のヒーロー。
全てのDotダメージを回復できるのはこのキャラだけで、かつ安定したライフ回復も得られます。
毒攻撃のDotダメージは耐性を持っている敵が比較的多いですが、それでも破格のダメージ量を持ちます。全体Dot + 死体消去のMagnesium Rainもつよく、攻防共に隙がありません。
Ounce of Preventionはランクを上げると全体ストレスヒールも付き強力ですが、バージョンアップでストレスヒールはストレス値が5以上のときの制限付きとなったため、ストレスヒールまでをこのキャラに一任するのは危険だと思われます。

Aランク

・Highwayman:全対応万能型アタッカー
野盗らしく攻撃型のスキルしかほぼ持っていませんが、どのスキルを採用しても高性能。中でも攻撃範囲が広くそこそこのダメージに加え反撃のReposteトークンを得られるDuelist's Advanceがかなり強力。ポジションを前進させる効果がついているので、技後後退してしまう単体強力攻撃スキルのPoint Blank Shotと組合せるのもつよいです。
他にも、敵にデバフ、自分にバフを付けられるDouble Cross、強力なバフをかけられるTake Aim、最後衛まで攻撃可能なPistol Shotなど有能スキル揃い。
いろんなポジションからいろんなポジションへ高性能な攻撃を行える戦闘のスペシャリストです。

・Leper:個人完結型タンク
ハンセン病を患った高潔な貴族で、その病ゆえに自動で盲目のデバフがかかります。しかしながら全キャラ中2番目(1位との差も僅か)の体力、高い攻撃力に優れた自己ヒールを持ち、攻撃から防御、回復まで全てを自分1人で完結させることが可能な高性能キャラです。
高い攻撃力を持つChop、同時攻撃の中でも最大ダメージに優れるHewを柱として、盲目を直しながらストレスヒールできるReflection、HP33%以下と条件は厳しいながら効果量の高いストレスヒールとライフヒールを同時に行えるSolemnity、自分の防御を高め敵の攻撃を集めるWithstandなど性能が高く自己完結性に優れるスキルが揃っています。
また、他人のストレスをヒールするスキルは軒並みストレス5以上が条件となりましたが、Leperのスキルはその条件を持たないため常にストレスを低い値に保つことが可能です。
移動スキルを持たないため、パーティシャッフルによわいことだけが難。

・Jester:最高のストレスヒーラー
仮面の道化師で、その最大の特徴は効果量の高いストレスヒールであるInspiring Tuneです。
効果発生はストレス値5以上と他の他者ストレスヒールと同じですが、その効果量は強化前でも-2、強化後は-3とこのゲームで最高量のストレスヒールスキルです。更に攻撃面にも優れ、中央2体同時出血を狙えるHarvest、強化すると確定でコンボトークンを付与する前後移動攻撃スキル2種など後方からの攻撃も得意です。
後衛はPluague Doctor、Jesterで固めるとライフストレス共に回復ができ、安定度が高まります。

・Man At Arms:防御特化型タンク
板金鎧に身を包んだこのキャラは見た目通りのタンクキャラで、特に自己への防御バフに優れています。
味方一体の身代わりになりながら防御力を上げるDefender、味方一体と自己のストレスヒールを行いつつ防御力を上げるBolsterを代表とし、防御バフをかけられるスキルが非常に豊富にあります。
なかでも、防御バフこそ強化後限定ですが自己への攻撃集中と反撃のReposteトークンを同時に得られるRetributionは強力。Leperよりも攻撃力には劣りますがライフを持たせることに関しては追随を許さない非常に頑強なヒーローです。
全キャラ中No.1のライフがこのタンク能力を支えています。

・Hellion:一点突破型アタッカー
部族から追放された戦士であるHellionは、獰猛なアタッカーです。
ただし役割のかぶるHighwaymanに比べ万能性には劣り、その分瞬発的な攻撃力に優れています。それを象徴するのが最後に解放されるスキルであるHowling Endで、前衛2ランクまでをターゲットにこのゲーム最高クラスのダメージを与えることができます。
このキャラが瞬発的にしか活躍できないのは特定スキルを使用後自己にかかるデバフが理由で、速度と攻撃力が下がってしまいます。それでもランクを上げたHowling Endの攻撃力は驚異的であり、ほとんどのエネミーを即死または瀕死まで持っていくことができます。
Howling End以外にも平均値の高い攻撃スキルが揃いますが、Highwaymanに比べ自己・他者ポジションの柔軟性が低く、特殊効果も抑えめな傾向にあります。
攻撃力の上がる装飾品を付ければ、更にその長所は万全となるでしょう。

Bランク

・Graverobber:ギャンブル型アタッカー
元は裕福な暮らしをしていた墓荒らしです。
彼女の特徴は高めのクリティカル率とばらつきの激しい攻撃値で、多くのスキルが強化しても最低値が変わりません。
クリティカルの発生自体も装飾品によって僅かに高められるものの基本的には運任せで、ばらつきの激しい攻撃値とクリティカル発生に頼るギャンブル型のヒーローというのが本質だと思います。
Dead of NightもしくはShadow Fadeで隠れることができ、隠れている場合にのみ繰り出せるおとりスキルもありますが、こちらも付与されるトークンが50/75%回避の運頼りトークンであり、攻防共に運がつきまとう不安定なヒーローです。

Cランク

・Occultist:居場所のない後衛ヒーラー
神秘的存在と交信するOccultistは、ライフ以外の使用制限のない回復スキルと、下準備の必要な必殺スキルによって特徴付けられています。しかしそのどちらにも大きな欠点があり、それがこのキャラを使いにくくしています。
回復スキルは回数やクールダウンこそありませんが、回復値が0~33/50%とばらつきがあります。特にこの「0%」が曲者で、せっかくの1ターンを割いて全く回復できない場合、パーティに無視できない損害を与えます。更にこの回復スキルは確率で出血のDotが付きます。全く回復できないばかりか、更にDotのみ付くことも考えられてしまいます。
必殺スキルについても、このヒーロー特有のトークンUnchecked Powerが2つ必要になります。2つを1ターンで揃えるには条件と運が絡み、更にこのトークンを保持しているとき確率で自己に炎上Dotが付きます。下準備が必要な分出せればそれらのスキルは強力ですが、そう易々とトークンは集まらないでしょう。
そもそも回復なら回復値も安定していて全Dot異常も治療可能なPlague Doctorの方が起用しやすく、攻撃面に起用理由を見出してもPlague Doctorに敵いません。そしてPlague Doctorの隣におくならJestorやHighwaymanの方が優秀です。
回復スキルに一切の使用制限がなければ起用理由も生まれたと思いますが...

・Runaway:脆弱な前衛アタッカー
現時点でDD2唯一の新規クラス、放火魔の家出少女。
前衛ヒーローながら後衛寄りヒーロー並みに体力が低く、それを補うスキルもよわめです。では攻撃力が高いのかというとそんなことはなく、攻撃力ではLeperやHellionに敵いません。
このヒーローの特徴は様々な攻撃に付与される炎上Dotにありますが、残念ながらこのDotの値もPlague DoctorやJesterに負けています。
結果として前衛なのに打たれよわく攻撃力も特段高くはない、起用理由があまり見つからないヒーローになってしまっています。
特にDot特化にしてはそのDotのダメージがどれも控えめなのが致命的。

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