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【エクササイズ⑪】呼吸について

こんにちは
毎日、暑い日が続きますね~

今日はピラティスと呼吸についてお話します。
後半は呼吸を使ったエクササイズもご紹介しますね。

ピラティスは呼吸を大切にしています。
ピラティスのエクササイズってポーズがないんですよね、常に動いてます。ぐっとこらえて固めるのではなく、風の流れにまかせて動くように
常にしなやかに呼吸の流れと共に動けるのが理想です。

ですが、呼吸って無意識にずっとしているものなのに
いきなり意識的に呼吸をすると出来なくなるんですよね
しかも、エクササイズ①~⑩でもそうですが、色々気を付けるポイントがありましたよね。例えば、伸びながら動く事を意識して、呼吸も意識するって結構難しいです。ましてや、2重課題が難しくなるパーキンソン病の方にとっては、場合によっては3重課題、4重課題をこなすことになるのでストレスしかないですね笑

なので、あえて呼吸のお話は今までしませんでした。

今後もあえて、この動きでは吐いて、吸ってというのは
よほどの時でない限りはお伝えしません。

正直、呼吸を止めなければいいのです!!^^

ですが、ピラティスの呼吸は是非、紹介したいので
呼吸をエクササイズとして取り入れてもらおうと思います☆

ピラティスの呼吸で有名なのが
肋骨を動かす呼吸です。

肋骨の間にある肋間筋を沢山動かし、また沢山空気を身体に取り込むことで横隔膜が大きく動きます。一緒に内臓も動くので、まるで内臓もエクササイズしているような感じです。

"大きく肋骨を動かす"ってとてもいい運動になります。
特に日ごろ、背中を丸めた姿勢でいる方は、肋骨がなかなか動かないと思います。ぜひ、エクササイズとして行って内側から改善していきましょう!

【エクササイズ⑪】呼吸

椅子に座った状態で行います。
写真のように、出来る方は肋骨に手を当てましょう。

画像1


①鼻から息を吸います。
その時に手を当てている部分が横に大きく広がります。

画像2

③口から息を吐きます。今度は、肋骨が中心部に集まります。
肋骨に触れている左右の手の指を近づようとしてみて下さい。

画像3

これを繰り返しましょう^^

よくこの呼吸エクササイズを行って、「酸欠になりそう!」とおっしゃる方がいますが、吸ったり、吐いたりする"量"を意識しすぎるとそうなります。
沢山、空気をすってもらいたいのですが、思いっきりやろうとせず
身体の隅々にまで酸素を優しく取り入れよう

と、心がけてみて下さい^^

慣れて来たら・・・
カウントで吸ったり吐いたりします。
まずは5秒で吸って、5秒で吐きます。
次は6秒で吸って、6秒で吐く。
1秒ずつ、増やしてみましょう^^

10秒くらいいけるといいなぁ



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