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とりあえず動かんと何も始まらん

 本来なら、今もブータンで保健体育の先生として活動を送っていたと考えると世の中本当に何があるのか分からないし、予想なんて誰にもできないんだなと心底思う。1年目に、沢山の失敗をしながらどうにかして目標である保健体育教育の促進・定着を図るために動いてきて2年目になり「よしこれからが勝負の1年」と意気込んでいたらCOVID-19の流行で帰国。

 世の中なんて思い通りにいかないことなんて知っていたけど、ここまで計画していたことが狂ったのは初めてだ。リモートでできることは続けてきた。でも、やっぱり現場で人と直接会って活動しないとモヤモヤしているときがあった。勿論、リモートは時間の節約になるし会議や報告会などはリモートでも大賛成。ただ、授業を行っていた身からすると人の表情を見て話したいと思う。

 人と顔を見て話すと、個人的に安心する。雰囲気も好きなんだと思う。リモートだと一人ずつ話さないと誰が何を話しているのか分からなくなる。でも、直接会って話すとそれができる。自然と色々なグループや集団に分かれて多様な話が生まれている。このワイワイとした雰囲気が最高なんです。それでいて、たまに全員で1つの話題で盛り上がれる。

 リモートのメリット、ダイレクトで会うメリットはお互いにあると思う。そこをうまく活用して使い分けていくことが今後大切になってくるだろうと思うし、どちらかだけというのは良くない。うまく活用した人の勝ちである。何事もね。

 こうした流れを考えると、日本の地方は可能性がぐーんと上がると思う。リモートのおかげで場所に縛られない上に日本の地方にはまだまだ発見されていない魅力が隠れていると思う。今こそ、地方に目を向けたら新しい発見がたくさんあるのかもしれない。この間遊びに行った佐渡なんてまさにその典型的な例。自然にあふれていて、空き家なんかも多く改築して自分だけの空間を作ることもできる。山と海があり、食べ物も季節ごとに美味しいものがある。佐渡は、歴史的に見てもいくつもの集落から移住してきている背景があり多文化であり島外から来た人への壁も少ないように感じる。簡単に書いただけでも、条件はかなりいいと思うのは私だけかな。調べてみればもっと面白い発見がでてくるはず。

 地域創生という言葉が最近自分の中で急上昇してきているワードで、そこに教育や体験学習なんかと組み合わせていくと楽しいことができそうな気がする。人生なんて、思った通りにいかないんだからどんどん挑戦して失敗しようかな。

 今日もここまで読んでくださりありがとうございます。では、ナバジェゲラ~

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