見出し画像

家族の介護ってむずかしいし最期どうするか家族全員で話し合っておいたほうがよかった

すこしですが、高齢者の介護にたずさわったことがあります。それぞれの人生を生きてこられた先輩。
残り少ないであろうこれからの人生を、できるなら楽しく心穏やかにお過ごしいただけるように。
…そんなふうに思って働いていました。

しばらく前から認知症になっていた父親。
まったく『優しい気持ちで対応』なんて無理でした。
どうしてなんでしょうね。
親だからなのかな?
お互いに甘えがあるからかもしれません。

そんな父親が、とうとう自力で歩行が出来なくなりました。
もうとっくに施設にお世話になるレベルだったのに、本人も母親もよく頑張ったなぁと思います。

食べたり飲んだりする嚥下機能も一気に低下しました。栄養状態も悪くなるばかり。

今後どうしますか?…医師からたずねられました。
延命治療をどうするか?という問いかけです。
本人の意思を第一に考えつつ、ご家族で話し合ってくださいと。

人生会議そういえばやってなかったなぁ…
もし何かあった時は『なにもしないでほしい』という言葉は本人から聞いたことはあるけれど。
踏み込んだはなしまでは、しなかったし出来なかったんです。

わたしを基準に考えてしまうと、ほんとうになにもしないコース(点滴も胃ろうも心停止の対応もしない方向)で!となるわけですが、なにぶん自分の人生ではないので、そう簡単に決められるものではないんですよね。話し合いしとくの大事です。
特に本人の意思確認!

読んでくださったみなさま、ありがとうございます。どうかどうか、ご家族と元気なうちにお話ししてみてください。