名画とセットで。架空のストーリーと共に送るエモいアクセサリー
桜は人生だ
あれは確か、息子のハルキが4歳の時だった。
満開の桜の木が並ぶ、とても広い公園で、
息子は楽しそうに落ちてくる花びらを両手を広げて見上げながら
追っかけたり拾ったり。
青い空に、光に透けるピンクの花びら。
柔らかそうで、その細かな繊維までも見えてくる透け感。
本当にきれいだ。
そんな光景を、綺麗だなぁ・・・と眺めていた私に
ベンチの隣に座っていたご老人がこう言った。
「桜ってほんとにすごいよね。
綺麗に満開になったと思ったら、すぐに散っていっちゃうでしょ?