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Webカメラ、ONにできていますか?

Web会議が増える中、PCにカメラが付いていないから画面がOFFにするしかなく、社内の打ち合わせや、お客様との商談などは音声のみで・・・というかたも多くいらっしゃるのではないでしょうか。

とても、べたな話ではあるのですが、メラビアンの法則からも、第一印象は視覚情報・聴覚情報・言語情報の中では、視覚情報が最も重要で、表情やボディランゲージが相手に与える印象に大きく影響されます。

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メラビアンの法則
感情や態度について矛盾したメッセージが発せられたときの人の受けとめ方について、人の行動が他人にどのように影響を及ぼすかというと、話の内容などの言語情報が7%、口調や話の早さなどの聴覚情報が38%、見た目などの視覚情報が55%の割合であった。という研究結果に基づく法則。

でも、カメラを常時ONにしてWeb会議に参加するがちょっとハードル高かったりするのもわかります。よくある、3つの課題と1つのベストプラクティスをご紹介します。

家が映りこんでしまうのに抵抗がある

 現在のWeb会議のほとんどには仮想背景機能が入っており、カメラ映像から人だけを切り出して、相手に見せる機能が搭載されています。お気に入りの背景にしたり、営業場面では、背景自己紹介の情報をつけて、誰が話しているの分かりやすくするのもいいですね!

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もし、今使っているものが、仮想背景機能が搭載されていなくても、PCにアプリケーションをインストールして、その機能を実現することも可能です。

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投稿現在、仮想背景に対応しているWeb会議ソリューションはこのような状況です。対応していない場合でも、下記のアプリケーションなどと組み合わせることでお気に入りの背景をセットして会議に参加できます。
・XSplit VCam 
・Snap Camera 

PCにカメラがついてない

急激な、Web会議の需要に伴い、カメラ付きノートパソコンや、外付けのUSBカメラがオンラインショッピングから購入できない状況です。当社でも、ノートPCに標準搭載しているカメラでは、どうしても画角が上を見上げる形になり、相手に与える印象が良くないことから、外付けカメラなどで、しっかりと正面、もしくは上向きになるように工夫することを奨励しています。

そんな中、Webカメラが買えなくても、古いスマートフォンをWebカメラ代わりにするアプリケーションが1,000円程度で使えるようになります。

私の方で動作確認したのは、下記2種類です。

・iVCam (PC $9.99/Android 1,080円/iOS 1,220円)
 Macには対応しておらず、Windowsのみに対応。スマートフォンはAndoroid/iOSの双方に対応しており、zoomに搭載されているような、映像補正の機能も搭載されている。遅延もほぼなく、画質もきれいに出ていた。

・Epoc Cam Pro (Android 580円 / iOS 980円)
 Windows/Mac両方に対応しており、アプリインストールしたのちは、難しい操作なく、自動的にベアリングされ、接続される。遅延もほぼなく、画質もきれいに出ていた。設定では、Full HDの記載もありますが、WiFi経由だと720p30fで出ているようで、変更できませんでした。

設定方法などは、すでにインターネットを探すといろいろな方が紹介しているので、説明は省きますが、本当に簡単にインストールが出来ました!

通信料が気になってビデオがONにできない

 自宅に固定回線が引かれていない場合、スマートフォンからのテザリングや、スマホアプリからアクセスすることになるかと思います。大容量の通信パケットのプランではない場合は、1時間ほどWeb会議を行うと、3人が参加するビデオ会議の場合、1GB~2GB(コンテンツの内容よって大きく変動)程度受信します。自分の映像を送信すると、さらに400MB~800MB程度増えることになり、スマートフォンの通信プランでは時すぐに上限になることもあるでしょう。
※Cisco Webexでの参考的な通信量の目安(独自測定)

それに加えて、音声だけの場合は、1時間当たり30MB~100MB程度です。

もちろん、快適な回線を準備することは大事なのですが、準備できるまでの間は、会議の冒頭や、自己紹介、自分の発表の時にビデオをONにするなど、適時切り替えて運用するのが良いかと思います。

いずれも、終始ビデオがOFFというのは、会話する相手も不安になるので、可能な限り、ONにする努力をするのがいいですね。

Webカメラを使うときのベストプラクティス

 Web会議をしていると、相手の頭だけがみえたり、四隅の端っこに小さくみえたり、逆行で顔が黒くなっていたり、、相手に見せるカメラの映像、気にしていますか?

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しっかりと正面をみて、実際に対面で話をするとき同様、背筋を伸ばして、上半身全体が見えるように画角を調整することが大事です。後ろに窓があると、逆光になったりすることもあるので、部屋を明るくしたり、照明を少しだけ用意しておくと、とてもきれいに見えます!

実際に、我が家で簡単な実験をしてみました。

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上記の画面は、同じカメラを使用してキャプチャした映像ですが、目線の高さや、明るさだけで、印象が大きく違うのが一目瞭然ではないでしょうか。少し高さのあるスマホ用三脚や、クリップ式のスマホスタンドを一緒に持っていると、同じ目線で会話ができるので、Web会議の時は意識したいところですね!

是非、こちらを参考に日々のコミュニケーションに活用いただければと思います。



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