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柿酢仕込み 098

【柿酢仕込み】

柿の季節に仕込む超簡単なお酢作り

熟し過ぎてジュクジュクになった柿を瓶や、かめに詰めて発酵させるだけ

甘柿、渋柿のどちらでも大丈夫です

今年はお山の柿が大豊作でめちゃめちゃたくさん採れたのですが、サイズが小さかったので吊るし柿にした残りをかめに詰めて柿酢に仕込みました

ヘタは取って、皮はついたまま、吊るし柿で剥いた皮も一緒にかめに詰めて、木ベラなどで突いて潰して隙間のないようにします

中に空間があると空氣に触れている部分にカビが生えてしまうからです

瓶で仕込むともっとわかりやすいです

こちらはりんごジュースで培養したパラダイス酵母とエリジアムも加えています

気温が低くて上手く発酵できるかな?
と思いながら外の縁側に置いて1週間後

開けてみるとこんな感じに

本当はカビが生えないように毎日かき混ぜて、全体に空氣が入るようにしてあげた方が早く発酵します

このカビは混ぜ込んでしまっても大丈夫なので、しっかり混ぜて、また布で蓋をして置いておきます

時々かき混ぜながら1ヶ月ほど置いて発酵

柿は発酵力が強く、1週間くらいでボコボコと発酵してきます

酵母は好氣性細菌なので、空氣をたくさん入れてあげた方が元氣に発酵しますので、良く混ぜましょう

ボコボコとした強い発酵が終わったらガーゼやサラシで絞って口の細い瓶に移し、更に発酵させていきます

絞った後もずっと発酵が続きますので、常温で置いて酸っぱくしていきます

表面の空氣に触れる面積が広いと産膜酵母が出やすくなるので、口の細い瓶にいれて表面積を減らしています

しっかりと酢酸が出て酸っぱくなると他の菌は繁殖出来なくなるので、そこまで発酵すればもう大丈夫です

水や炭酸水で割ってのんだり、酢の物にしたり、普通にお酢として使えます

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