なぜ大家ビジネスはサラリーマンにおすすめなの?

私は現役のサラリーマンでありながら、4年前に大家ビジネスを始めました。この大家ビジネスは、サラリーマンの副業としてとても親和性があると思ってます。では、なぜ大家ビジネスはサラリーマンにおすすめなのでしょうか。私の経験を踏まえて、以下の4つの理由によるものです。
1.自分で収入をコントロールできるようになる。
2.将来にわたって、毎月の収入が増える。
3.サラリーマンをしながら片手間にやっても、あまり稼働がかからない。
4.退職金の運用方法に向いている。
上の4つについて、1つ1つ説明をしていきます。

1.自分で収入をコントロールできるようになる。
サラリーマンとして働いていれば、毎月安定して給与が振り込まれますが、毎月の給料を大幅にアップさせることは難しいでしょう。例えば、会社の業績が2倍になったからといって、給料が2倍になるわけではありません。
一方で、大家ビジネスの場合は入居者が付けば家賃収入が入ってきますので、成果が上がった分だけダイレクトに収入を増やすことができます。サラリーマン収入は安定している一方で、頑張っても大幅に収入を増やすことは難しいことを考えると、大家ビジネスは自分で収入をコントロールしやすい、という特性を持っています。

2.将来にわたって、毎月の収入が安定して得られる
大家ビジネスは、ひとたび入居者が決まれば、その人がそこに住み続ける限りにおいて、毎月コンスタントに家賃収入を得ることができます。これに対して、例えばレストランであれば、お客様に料理を作り、それを食べてもらうことでお金をもらいます。そのお客様からお金をもらい続けるようにするためには、料理を作り続けなければなりません。その点、大家ビジネスの場合は、一度入居者が決まれば、出ていくまでは何もすることなく安定して収入が入ってくる、という特徴があります。

3.サラリーマンをしながら片手間にやっても、あまり稼働がかからない。
“2”の「将来にわたって毎月の収入が安定して得られる」ことと関連するのですが、手間がかかるのが、「物件購入」「リフォーム」「入居付け」です。この3つを終えて無事に入居者が決まれば、あとはその入居者が退去するまで、ほとんど何もする必要がありません。敢えて言えば、「何か家で故障があった時に問い合わせ対応をする」或いは「固定資産税や火災保険の支払いを1年に1回行う」ぐらいであって、例えば電気代やガス代も入居者負担なので、対応する必要がありません。このように普段はほとんど全くすることがないので、軒数を増やしてもほとんど稼働がかからないという特徴があります。

4.退職金の運用に向いている
大家ビジネスは、ノウハウや経験を積めば積むほど安定してきますので、サラリーマンが退職する前から大家ビジネスのノウハウを蓄積できていれば、退職金を受け取った後には失敗するリスクを減らしながらまとまったお金を運用する手段として有効と言えます。

日本もかつては、一度就職したら退職まで勤めあげる、いわゆる終身雇用制度が一般的でした。しかしながら、右肩上がりで成長する時代は昭和から平成に移行するに従って終わりを迎え、例え会社に勤めることができたとしても、安定して仕事が続けられる保証はない時代になりました。そのため、昔は副業禁止が常識だったにも関わらず、令和の時代に入って副業を認める企業が増えてきております。この流れは止まることがなく、むしろ複数の会社に勤める、或いは週3回はサラリーマンをしながら、残りの週4日で自営業をする、というように、働き方がさらに多様化していくものと思われます。
また一方で、年金は支給開始年齢がどんどん遅れていく傾向にあり、少子高齢化社会が進めば年金額は削減される、もしくは支給開始年齢が遅れることが予想されます。
こういった中で、サラリーマンによる給与以外の収入を得る、いわゆる収入の複線化や、老後の年金+α、もしくは年金に頼らなくてもいいための収益確保の手段として活用できることが、大家ビジネスがサラリーマンにおすすめの副業であるという理由なのです。


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