世界的ベストセラー「チーズはどこへ消えた?」〜心地いい場所から脱しろ〜
こんばんは。tamaです。
名著、「チーズはどこへ消えた?」の書評書きました。
世界で2800万部売れている超大作です。
30分で読み切れてしまう文量で、
超本質的なことを教えてくれます。
1.メッセージ
その本質とは、
「変化できないものは破滅する。」
です。
僕自身、今ちょうど岐路に立たされていることもあって、
本書のメッセージがさらに重たくのしかかってきます。
皆さんも今の会社でこれまで通り頑張っていれば
大丈夫だろう。と思っていると、
将来がグラグラかも知れません。。。
2.本の内容
簡単に本書の紹介をします。
(*ネタバレあり)二人の小人と二匹のネズミが、
チーズを探して迷路の中をさまよいます。彼らは大量のチーズを発見し、
そこに毎日通うのですが、
ある日チーズが消えてしまいます。
ネズミたちはすぐに新たなチーズを
探しに迷路に戻るのですが、
小人2人はその状況を飲み込めないばかりか、
何が起こるかわからない迷路に戻る勇気もなく、
またチーズが現れると信じて
動くことができません。
迷路に戻ったネズミをバカにさえしました。
でも、チーズは現れません。
だんだん二人とも衰弱してしまいます。
そんな時に一人の小人はこう思います。
「ネズミのようにすぐ行動すべきだった。」
そう思った小人は迷路に戻りましたが、
もう一人の小人は、
チーズがなくなったのは俺たちのせいじゃない。
だからまた現れないと理不尽だ!
見つかるかもわからないチーズを探しに
迷路に戻るのはリスキーだ!
とその場を動きません。
この物語の結末は、
読んでみていただければと思います。
3.メッセージ詳細
*ここからは感想ですが、
文章はあえて断定しています。
この本に込められたメッセージは、
「変化できないものは破滅する。」
です。
小人たちは、一度見つけたチーズにしがみつき、
その幸せが永遠のものだと信じて疑いませんでした。
だからチーズがなくなっても
そこから抜け出せないでいました。
現実世界で置き換えると↓
今の会社にいれば生活はある程度安定していて、
そこから飛び出すのはリスクでしかない、
だからこれからも、これまで通りで良い。
そう考えていると、危ないかも知れません・・・。
4.感想
変化しないものは滅びるという前提に立って、
僕なりに解釈を広げてみました。
それは、
「心地いい場所から逃げろ。」
チーズをみつけた時小人は
ここにいれば一生食べるものに困らない、
と確信しました。
だから、迷路に戻って他の選択肢を模索しなかった。
でも・・・
本当はチーズより好きなものがあったかもしれない。
もっと大量のチーズが別の場所にあるかもしれない。
チーズが嫌いになるかもしれない。
そういう選択肢を無意識に捨ててしまいました。
解釈を広げると、
居心地がいい=変化していない
ということで、
それ自体に恐怖を抱かなければいけません。
だからあえて、今よりも居心地が悪い方へ
自らポジションを変化させていく、
それがより良く生き残るための手段として
効果的なように思います。
正直僕自身、大きな決断はめちゃ怖いです。
でもそれと同程度に、決断を先延ばしにすることで
数年後に後悔することもめっちゃ怖いです。
最近はそんな岐路に立たされていることもあって、
本書のメッセージがさらに重たくのしかかってきます。
5.行動
僕が思う小人の理想の動きとしては、
チーズのそばにいよう。
なくなった時のために家に蓄えよう。
チーズ以外にもおいしいものがあるかも
知れないから引き続き迷路も探検しよう。
なので今後は、これまでよりも
スキルや収入は資産として蓄積しながら、
SNSで情報収集したり、社外の人とも
交友関係を作り続け、周りの業界の話も聞くことで、
選択肢を減らさないようにしようと思います。
そのためには、休日をダラダラ過ごしたり
人と会うことを面倒臭がらないようにします。
ではまた。
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