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仮面肺炎

2020年5月19日 サイレント肺炎関連の記事を追加

情報を集約していくうちに、COVID-19(新型コロナウイルス)問題の正体は「仮面肺炎」もしくは「仮面性肺炎」であることではないか、と思えてきた。

COVID-19がやっかいなのは、肺炎が進行しているのに、肺機能低下を感じていない人がいるということだ。英語ではsilent hypoxia(サイレント低酸素症)やhappy hypoxia(幸せな低酸素症)という。
この無自覚症状が軽症者が突然重症化する原因、すなわち気付いたときには手遅れ、または病状の急変を生み出していると思われてならない。

私たちにとってCOVID-19が恐ろしいのは感染することではなく、「重症化して死に至るケースがある」ということだけだ。逆に言うと死ぬのは重症化したときだけ。つまり「重症化」が私たちが最も関心を寄せるべき問題であり、本来なら感染者数や検査態勢など私たち一般の人間にはどうでもいいことなのだ。死なないんだったら、そこまでウイルスを怖がる必要はないのだから。

重症化の兆候としてはやはり新型コロナウイルス特有の肺炎の悪化を診断しなくてはいけないのだが、仮面肺炎もしくは仮面性肺炎がその悪化の手がかりを隠してしまっていると考えられる。
その「仮面」をはがせる治療法があれば、多くの命が救えるのではと期待している。

仮面肺炎に対する一般的な対処法は別の記事にあげてある。

新型コロナにおけるサイレント低酸素症の記事

日本でも仮面肺炎について記事が出るようになったので、リンクを貼っておく。サイレント肺炎、サイレント低酸素症とも表記されるがどれも同じ意味。

[新型コロナウイルス] なぜ急に重症化? サイレント肺炎 | NHKスペシャル | NHK

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写真出典:NIID 国立感染症研究所


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