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新卒とBARの出会い

コロナ禍の影響で、会社に出社することも禁じられた。家の中が唯一の自分の場所であった。孤独と戦っていた。そんな渦中に、【あるBAR】に出会った。

今では【行きつけのお店】になっている。この出会いが、社会人になって7ヶ月の期間をとても充実させてくれる契機となった。いろんな人に出会うことができて、世の中を見渡す視界が広がった。

こんな自分も大学生までお酒は美味しいと思ってなかった。居酒屋のお酒、お店に売っているお酒を飲んだけど、なぜか自分の舌には全く合わなかった。

「なぜ美味しいと感じれないのか」分からなかった。7ヶ月前までは、、、

社会人になって、初めて【BARという場所】を知った。お酒の美味しさに気づいてしまった。今では、週に2、3回飲むほど、豪遊している。

BARで飲むお酒は、とにかくおいしい。なぜ、美味しいのかを考え続けた。すると、ある一つの方程式が頭の中に浮かんできた。

『お酒の味 = お酒の味 ×    お酒を飲む環境』

である。これは美味しいお酒の条件だ。

初めてBARを訪れた時に、ビールの味が美味しかったことを鮮明に覚えている。なぜなのかをマスターに聞くと、「ビールサーバーを毎日手入れしているから」。と即答された。この答えを聞いた時に納得した。

ビールの美味しさは、ビールサーバーにかかっているのだと。毎日、毎日、手入れをしているから美味しいとわかった。

行きつけのBARのビールを知ってしまうと、それを基準に他のお店を判断するようになった。ビールの味を確かめれば、良いお店かの判断がつくようになる。しっかりとビールサーバーを手入れしている証だ。

お酒の味も大切だけど、お酒を飲む環境も大切だ。

つまり、誰と飲むかだ。

ありがたいことに、【行きつけのBAR】の環境は最高だ。落ち着いているけど、時々話し声が聞こえてくる。静かに、自分のペースで、少し音が混ざった環境で飲める。

時々聞こえてくる話も、どうでもいいことなんだけど、人を不快にさせない内容なのだ。よく飲み屋で、人の悪口を聞くことがあるけど、それが嫌いだった。

せっかく美味しいお酒を飲めるんだったら、人の悪口などつまらないネタを肴にしない方が良い。

【行きつけのBAR】には、美味しいお酒の条件に当てはまっていた。だから、今も通い続けている。本当にありがたい。自分の2つ目の居場所を見つけてしまった。

#ここで飲むしあわせ

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