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キモいエヴァオタクのクソ長い話

こんばんは、メイです。

今日は一部スピリチュアル要素があるので苦手な人は注意してください。

※長いこと書いといて最後の最後にエヴァンゲリオン(アニメ版)の話をします。

まず、メイは「都市伝説」「未解決事件」「陰謀論」「哲学」好きです。海外・国内問わず、色んなものを見ます。

その中でも「哲学」に部類される「水槽の脳」という仮説があります。

水槽の脳とは

「あなたが体験しているこの世界は、実は水槽に浮かんだ脳が見ている夢なのではないか」、という仮説。哲学の世界で多用される懐疑主義的な思考実験で、1982年哲学者ヒラリー・パトナムによって定式化された。正しい知識とは何か、意識とはいったい何なのか、といった問題、そして言葉の意味や事物の実在性といった問題を議論する際に使用される。

この仮説がめちゃくちゃ好きなのです。

何故ならこの説は必ず立証できないからです。


何故「主観」というものが生まれるのか?
この「世界」で見るもの感じるもの、全て何故「自分」に起こるのか?
そもそも「自分」とはなんなのか、「他者」とはなんなのか。

「他者」と呼ばれる人は「自分以外」の人ですよね。

同時に「自分」は「他者」からみると「他者」となります。

今も昔もずっと不思議に思っていました。

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メイは住宅街の灯りを見ているのが好きで嫌いです。

「自分以外に自分と同じように物事を感じ生きている人がいる」という安心感と、「自分が今後出会うことない他者が生活を営んでいる」という不気味さを同時に感じるからです。

怖いことや不気味なことの全ては「知れば」安心することばかりです。

ただこの世界中には知らないことや知れないことが多すぎる。

この理不尽な気持ちにマッチしたのが「水槽の脳」でした。

どの感情も「そう思ってる夢を見ているだけ」で、世界中に「他者」など居らず、全てが「自分」だと知れば安心できますよね。

何かとモチベーションが下がった時などは、この仮説を思い出しています。

もう一つ好きな仮説があります。

親殺しのパラドックス

「ある人が時間を遡って、血の繋がった祖父を祖母に出会う前に殺してしまったらどうなるか」というものである。その場合、その時間旅行者の両親のどちらかが生まれてこないことになり、結果として本人も生まれてこないことになる。従って、存在しない者が時間を遡る旅行もできないことになり、祖父を殺すこともできないから祖父は死なずに祖母と出会う。すると、やはり彼はタイムトラベルをして祖父を殺す……。このように堂々巡りになるという論理的パラドックスである。

つまりタイムトラベルはできないという仮説です。

しかし、パラレルワールドが存在しているな話は別ですよね。

パラレルワールドが存在しているとしたら無限の「引き寄せの法則」が存在することになります。

ついでに…

引き寄せの法則とは
超簡単にいうと一つ一つの事柄から次の選択肢が決まっていくみたいなニュアンス。
「作業を一つミスった→上司に怒られた→バーで憂さ晴らし→隣の席の人と仲良くなった」など、一つのミスから友達を得るというような選択肢もそこにはあった、という考え方。仮に「作業を一つミスった→上司に怒られなかった→明日も頑張ろうと思い出社すると新入社員に出会った→そこから恋に発展した」など。

無限の可能性があるのです。
同時に選択のたびに世界線が変わるわけです。

そんな思想を作り出したのは「水槽の脳」で勝手に形成された「自分」なのかも知れないし、「水槽の脳」であれば、出会うことはない「他者」に「自分」が管理されているということになる。

カオスです。

考えればキリがないことを考えるのが大好きなメイちゃん。一番好きな作品はもちろん「新世紀エヴァンゲリオン」です。


そんな「世界」の中で、新世紀エヴァンゲリオンの主人公、碇シンジは、最終的に意識を1つにする自分も他者もいない世界(つまり人類補完計画)において、「怖いけど他者と共存する世界」を選びます。

新世紀エヴァンゲリオンとは、碇シンジの最終選択における「幼さ」や「勇敢さ」に感動する素晴らしい作品です。その勇敢さに「おめでとう」と皮肉が混ざっている、あの酷いシーンも最高ですよね。

最終的には碇シンジが惣流・アスカ・ラングレーという「他者」との共存する世界に取り残されるのですが、「他者」を実感した碇シンジはアスカを殺そうとします。

メイの中での新世紀エヴァンゲリオンはここで終わったと思っているのです。

他者との共存を望んだのにも関わらず、現実は「知らない恐怖」に負けてしまう。

そんな碇シンジの人間らしさで終わる作品だと。

ッッマアアアアアそれがまた劇場版でパラレルワールドの世界観になるでしょ!?

サードインパクトが起こったあとの世界。
こんなもん『鋼鉄のガールフレンド(※エヴァのギャルゲ)やんけ!』とブチ切れしていたエヴァンゲリオンオタクでありました。

神話になったんとちゃうんかい!!

しかし最近公開された映画は人気ですね。

改めてヱヴァンゲリオンとして楽しむ選択を選んだ「自分(メイ)」から起きる引き寄せの法則を信じて………

結論:今回の映画は見に行きたいと思います。

以上、新世紀エヴァンゲリオンにおける愛を語るためにありえない長さの前置きをしたメイちゃんのオタク日記でした。

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