麗しく舞う8月の桜

早川聖来さんが乃木坂46を卒業する。
この報せを聞いたとき頭から離れなかったのがこの曲。

正直、このときまでこの曲の歌詞の意味をしっかり考えたことがありませんでしたが、この曲で歌われているのは「正義」と「輪廻転生」で、これが桜の花に例えられています。


彼女の卒業について避けられないのは、5月21日放送の「らじらー!サンデー」。我々は真実を知ることはできませんが、どうしてもそこに因果関係を推察せざるを得ません。それでもその彼女の行動に結びつけてしまうのがこの歌詞。

例えば かけがえない ただ一人が いるのなら
傷つくことは何も怖くないさ

嵐 「Sakura」 作詞:eltvo

これが「ただ一人」なのか、「同期15人」なのか、はたまたもっと多い人数なのかはわかりませんが、自己犠牲の精神で環境を変え、そして自らは去っていく。まさにこの曲の中で歌われている桜の花の散りゆく姿と重なって見えます。

いつか 僕らが世界を変えていくなら
またどこかで生まれてく
与えられた現在(いま)を 託された未来へ

そして 明日も何かを探し続けて
何度だって脱ぎ捨てる
始まりを告げて いつまでも いつまでも この心に響け

嵐「Sakura」 作詞:eltvo

「またどこかで生まれてく」とあるように、ここで彼女の人生が終わるのではなく、次の花をどこかで咲かせる旅に出るわけです。
彼女はとても強いです。芯がしっかりしているからこそ、新しい花を必ず咲かすことができます。その花びらを僕らにいつか届けてくれたら、それが僕らの一番の幸せとなることでしょう。


なお、この曲には「光」「夜明け」など、4期生にゆかりのある言葉が何度も出てきます。4期生を引っ張ってきた彼女にピッタリな曲だとより一層思うことになった理由でもあると思います。この2か月ほど、何度この曲を思い出したことでしょう。これからもことあるごとにこの曲を思い出すこと、この曲を聞いて彼女を思い出すことがあると思います。そのときどんな花が咲いているのか。思いを馳せることでしょう。


どうかお元気で。卒業おめでとう。早川聖来さん。


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