ハッピーフューチャー
バースデーチャレンジ、2日目!!!
前回は、かつて自虐ネタで子どもと関わっていた自分を改めて見直す、そして自分の根底にある部分に向き合うフラットメイトのカイリーの言葉をご紹介しました。
カイリーファンが出来そうなくらい、皆さんにも彼女の言葉が届いたようで嬉しいです。
今日は私がイギリスに来て、「あぁ、海外のこういうところいいよね」と思ったことを紹介します。
海外とはいっても、私はオーストラリアと現在のイギリスにしか住んだことはないのですが…。
どちらも共通して好きなのは、ユーモア溢れる感情表現とフレンドリーさ。
私は英語独特の言い回し方、感情表現の多さ、言葉だけではなくハグや握手などのスキンシップが大好きです。
元々感情丸出し人間、分かりやすい性格なのもありますが、海外の感情表現の仕方やユーモア溢れる言い回しがとても自分の性格に合ってるなぁと思うことがよくあります。
英語に興味を持ち始めた頃からインスパイアされているのも事実です。
そして何よりも愛を感じる!!
(人に思われたいリストの1つに追加)
loving people,loving myself.
こんな考え方もそういったところから来ているのかな。
そんなことを書いていたら、今電車で隣に座った人に何かを言われながら肩をトントンされました。
私は音楽を聞きながらこのブログを書いていたので、イヤホンを外して
「ごめんなさい、もう一度言ってもらえますか?」と聞くとそこにはおじいさんが座っていました。
「携帯を触ること以外であなたの好きなことは何ですか?」
と聞かれました。
一瞬宗教勧誘?ホームレス?(ロンドンでは電車の中でお金や物資を求める人々が沢山います)といろんな考えが思いを巡りましたが、何となく彼が言いたいことが分かり、
「あなたの言いたいこと分かるよ。でも、今は携帯一つで何でも出来ちゃうからね。手放せないよ、取り憑かれてるのは自分でも理解してるけどね」と答えるとそのおじいさんは、
「あなたに対して失礼にはなりたくないけど」と前置きして、
「携帯を見入るあなたの姿を見て心配になったんだよ。今の世の中、人々は携帯やソーシャルメディアに取り憑かれすぎている。人にどう思われるか、見られるかを気にしすぎて自分を見失っていないかい」
「僕はこれまでの人生で携帯電話を持ったことがない、アメリカにいる姉との連絡手段は手紙だよ。もちろん携帯だったらすぐ送れるけど、手紙は6週間もかかる。もちろん利便性は時に必要だけど、人々はもっと見つめるべきものがあるんじゃないかなって思うんだよね。」
その後は私が日本人であること、おじいさんも日本に行ったことがあること。ローカル電車の旅は新幹線よりも時間がかかったけどその中で良い出会いや経験が出来たこと、色んなお話をしてくれました。
あっという間に私の降りる駅になったので握手を交わして降りました。
その際におじいさんが、
「幸せな未来を送るんだよ。頑張ってね。」
と素敵な言葉をくれました。
今回のブログの題名は「海外の好きなところ」にしていたけど、まさにそれを書いていた時に出会ったおじいさんの言葉に変えました。
こういった偶然の出会いと短い会話は今回が初めてではなく、時々起こります。
そして毎回日本語とは違ったストレートな表現、愛とユーモアに溢れる時間に心が温かくなるのです。
日本や日本語にも美しく素敵な部分がありますが、今はイギリスにいるのでより異文化の良さ、そして改めてこうでありたい自分の姿を考えさせられます。
毎日沢山の刺激を受けて、今日もイギリスでの日々が始まります。
皆さんにも私から沢山の愛とハグを。
ハッピーな1日になりますように。
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