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【体験談】コロナ偽陽性を経験。学校の冷たさを実感。

こんにちは、ぴぐです。

今回は、ここ数日で私たち家族が体験したことを綴ります。

多少の(いや、かなりの)愚痴が含まれます。
不快に思われる方がいらっしゃいましたらすみません。

娘の持病悪化

我が家の10歳の娘は生まれたときから体が弱く、
様々な病気を抱えています。

その中の一つに貧血があります。

5月頃から顔色が悪く、だるさを訴えることが
多くなりました。

いつも診てもらっている病院で血液検査をしたところ、
輸血が必要なほどの貧血状態。

自宅に戻ることができずに緊急入院となりました。

ちなみにこの入院は、処方する薬でアナフィラキシーが
起きないことを確認するためのもので、3日程度を予定していました。

娘のPCR検査

このご時世なので、入院する際はPCR検査が必須です。

娘は貧血状態の他には何も症状はなく、
もちろん熱もなし。

私たち家族も元気でした。

しかし、規則のためPCR検査をすることに。

結果、陽性……。

え?????

私たち家族をはじめ、病院もパニック。

すぐに娘は感染症科に運ばれていきました。

私と夫も病院でPCR検査。

保健所からも連絡があり、同居の家族は全員濃厚接触者なので、
すぐに自宅に戻るようにとの指示がありました。

頭が真っ白の中、とりあえず小学校と息子の通う中学校に連絡。

中学校は割と落ち着いた対応をしてくれましたが、
小学校は大パニックで私たちに色々なことを質問してきました。

「保健所からは何時くらいに学校に連絡が入るのか?」

「学校の誰が濃厚接触者になるのか?」

「私たち家族のPCR検査はいつ結果が出て学校にはどうやって連絡が入るのか?」

今の段階で私に聞かれてもわからないよ!!!!と思う質問ばかりでした。

家族全員のPCR検査

我が家は娘を含め4人家族。

夫と息子と私もPCR検査をしましたが、結果は全員陰性。

小学校の娘の学年も全員陰性。

学校の先生も陰性でした。

娘は、習い事には行っていません。

週末も、どこにも外出せず家にいます。

娘の陽性に納得がいかなかった私は、
病院に再度PCR検査をお願いしました。

娘、その後2回のPCR検査

娘にコロナの症状が何一つないこと、
私たち家族や学校も全員陰性であることを不思議に思い、
病院側もすぐに再検査をしてくれました。

結果、陰性。

翌日もう一度検査しますとの連絡がありました。

そして再度検査の結果、やはり陰性。

PCR検査は1000件に1件ほど偽陽性が出るとのことです。

今回は、その1件に当たった可能性が高いらしく、
娘の陽性は取り消されることになりました。

すぐに保健所にも連絡がいき、私たち家族は
晴れてフリーの身に。

小学校の対応

娘の貧血の薬も特に問題はなく、
無事退院できることに。

この事実を早速小学校に伝えました。

すると、第一声が

「え??どれだけの人を巻き込んでPCR検査したと思ってるの??
多くの保護者も会社休んだのに!
おかあさん、このことは伏せておいた方がいいよ!」

私は唖然としました。

学校の気持ちはもちろんわかります。

多くの人を巻き込み、迷惑をかけたのは事実です。

そう思われても仕方のないことかもしれません。

しかし、今第一声で私にそれを言う?????

という気持ちでいっぱいでした。

話しているうちに、取ってつけたように
「でも、陰性でよかったね!学校に出てこれるね。」と
言っていましたが、イマサラ感満載です。

そもそも何を誰に伏せるのか??

今回のことは誰が悪い訳でもなく、
偽陽性が出てしまっただけのこと。

現段階ではこれが医療の限界だと思うのです。

学校側はきっと、自分たちにクレームが来るのを
恐れたのでしょう。

でも、学校が悪い訳でもありません。

ただ事実を説明すればいいだけのことだと思うのです。

学校全ての対応がこうだとは言いませんし、
結局は上に立つ人の人間性の問題だとは思います。

少なくとも、娘の通う小学校は何かあったときに
保身のためにしか動かないところなんだと実感しました。

最後に

この数日間、いろんなことがありすぎ疲れました。

こんな経験、滅多にあることではないと思います。
もう経験したくありません。

しかし、病院や保健所の方が迅速に対応してくれ、
優しい言葉もかけてくれ、サポートしてくれたことに
感謝しています。

小学校もはじめてのパターンでパニックになっていたのでしょう。

予期せぬ出来事が起きたときに、人間の本質がわかるなぁと
つくづく感じています。

今は、娘が何事もなく学校生活に戻れることだけを
願っています。


最後までお読みくださり、ありがとうございました。







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