- 運営しているクリエイター
#フランクフルト学派
テオドール・アドルノ
ナチスに協力した一般人の心理的傾向を研究、
権威主義的パーソナリティについて解明
近代文明と現代管理社会への根本的批判
マックス・ホルクハイマーとの共著「啓蒙の弁証法」にて
ヒトラーのファシズムのみならず、「リベラル」な大衆社会を達成しつつあったアメリカをも批判
人間を自然の暴力から連れ出す一歩ごとに、人間に対する体制の暴力が増大してくるという状況の不条理さは、理性的社会の理性を、陳腐なものに
ユルゲン・ハーバーマス
ルーマンと論争、相互批判を繰り返しながら理論構築を進める
ハーバマス:素朴主体主義者・素朴近代主義者(生活世界を主張)
ルーマン :ヘーゲル主義者(終わり良ければ全て良し、なれども人には終わりがどこか分からない。生活世界は仮象)
論争以降のハーバーマスは一挙にルーマンを吸収
「道徳的直観主義」「道徳的主知主義」に対比
「関心(コミットメント)」は「認識」によって正当化できない
社会存続に必要な