世界のインターネット利用状況
デジタル技術は私たちの日常生活に欠かせないものとなり、コミュニケーション、ビジネス、生活、教育などを一変させました。
しかし、世界中の何十億という人々がまだオフラインであり、デジタルの進歩にはばらつきがあります。
デジタル化は不均等
世界銀行によると、2018年から2022年の間に、世界は新たに15億人のインターネットユーザーを獲得しました。
2020年だけでも、インターネットを利用する世界人口の割合は6%(5億人)増加し、史上最高の急増を記録しました。特にインドの普及率は高く、2018年にインド人のインターネット利用率はわずか20%だったものの、2022年までには、この割合は50%以上に伸びています。
しかし、デジタル化の進展は、国内でも国の間でもばらつきがあります。
2022年でも、世界人口の3分の1がオフラインのままであり、アジアとアフリカの一部では、インターネットの利用率が依然として非常に低くくなっています。例えば、ブルキナファソ、エチオピア、ガーナ、セネガルでは、企業の半数以上がインターネットに接続していないと報告されています。
世界銀行によると、高速インターネットが利用できるようになると、個人が雇用される確率は最大13%増加し、企業あたりの雇用総額は最大22%増加するそうです。
さらに、高速インターネットが利用可能になると、企業の輸出は4倍近くに増加します。アフリカ全土で、3Gの普及は極度の貧困の減少と関連しており、セネガルでは10%、ナイジェリアでは4.3%の貧困解消が見られました。
今後も世界中にインターネットがきちんと普及することが、全人類の発展には欠かせなさそうです。
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