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世界の2023年 失業率 見込み

国際通貨基金(IMF)が2023年の失業率の見込みを発表しています。
G7各国の失業率は近年歴史的に低くなっています。
アメリカに至っては、1969年以来の3.4%です。

一方で、ウクライナでの戦争の影響もあり、インフレが拡大しています。インフレをおさえるため、各国中央銀行は金融を引き締めています。
(今回のインフレはウクライナにおける戦争の影響による燃料や食料品価格の値上がりによるものであり、景気の加熱によるものではないことから、金融引締は間違った政策であると指摘する人もいます。)

金融引き締めの影響は少しずつ実体経済に影響します。このため、今後失業率も影響を受けていくと考えられています。
IMFの失業率見込みはまさにその傾向を示しています。

世界の2023年 失業率 見込み

アメリカでは、2023年の失業率3.4%から4.6%へと増加することが見込まれています。
南アフリカは記録的な35.6%、先進国の中でもスペインが12.3%と高くなっています。

日本は2.4%とあまり影響は受けなさそうですが、世界中で景気が低迷すれば、いずれその影響を受けざるを得ません。

岸田総理も、ウクライナに必勝しゃもじを届けるのではなく、早く戦争が終わり平和な世界が戻ることに尽力していただきたいと思います。

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