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高スペック女性の「生きていればどんな男性でもいい」は絶対あてにならない

英会話業界と婚活業界の繁忙期は毎年1月なんだそうです。

英会話は新年の抱負として「今年こそ英会話!」みたいなやつですね。わかりやすい。

婚活の方は、

①お正月に実家に帰り両親や親せきから早く結婚しろと言われる     ②地元の同級生が結婚して家庭を持ち、落ち着いてる姿に刺激を受ける  ③SNSや年賀状で「幸せカップル(もしくは家族)」を大量に目撃し、刺激を受ける

あたりが、年明けに婚活エージェントのドアをたたく男女が増える理由と言われていますが、相変わらず婚活業界においては圧倒的に活動中の男性の数が少なく、少しでも条件の良い男性を女性が取り合う、という構図が常識だそう。

私の年になると、さすがに「誰かいい人いない?」と言う女性の数が減ってきて、それもまたなかなか興味深い事象だと思うのですが、40歳前半は確かに「誰かいい人いない?」「素敵な人がいたら紹介して」はめっちゃ頻繁に言われてました。それも、容姿端麗、高給で安定した仕事を持ち、合コンも数えきれないくらい経験してきた、いわゆるハイスペック女子が、そういうことを言うわけです。

「いやいや、私の周りにいる男性よりよっぽど素敵な人と知り合ってるでしょ」                                「そんなことない。だいたいみんな既婚者だし」            「じゃあ、どういう男性がいいの?」                 「もう生きていればどんな男性でもいいから紹介して」

高スペック女性たちと、上記のような会話になりがちなのですが、これがまた判で押したように、さらにちょっと質問すると、

①とはいえ年収1200万円が最低ライン

②とはいえ地方に住まなくていい人

③とはいえ長男NG

④とはいえ持ち家(マンション可)あり

⑤とはいえ自分が結婚するか迷っている間、ずっと「君と結婚したい。愛してる」と言い続けてくれる

⑥とはいえハゲNG

と「とはいえ」項目がわんさか出てくる。

ええ、高スペック女性たちなんですよ。自分のキャリア形成はもちろん、プロジェクトのKPI達成とか、おそらく現実と理想、リスクテイキングなんかも把握し、説得力を持ってプレゼンとかできちゃうくらいなロジカルシンキングができる皆さんのはずなのに、どうしてこの「とはいえ」が出てきちゃうのかがわかりません。てか、深層心理ではあんまり結婚したくないんだろうなと思う。

そうじゃない、結婚したいんだ!とおっしゃるなら、みんな「とはいえ」項目を譲らないでここまできたくらいはいい女なんだから、自力で何とかできるっしょ、とも思います。

あ~、こうやって「忘年会と新年会で女友達に突き放される」というのも、もしかしたら新年に婚活エージェントが忙しくなる一因かもね。





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