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遠征前のガジェ熱

8/1からトルコの連珠世界選手権に行く。2019年エストニア以来、4年ぶりの開催で、コロナ禍が日常になり海外に行く実感がなかったけれど、ようやくソワソワしだしている。

2018年5月、サンクトペテルブルグのチーム世界選手権前に、私はNikon3400を購入した。日本に素晴らしい連珠棋士がいることを知り、どうしても彼らが戦うところを世界に伝えたく、中継のために一眼レフを買った。決め手は小さくて持ちやすいこと(前の一眼ライフは重すぎて挫折した)、そしてBluetoothですぐにiPhoneに転送してくれるということだった。将棋のネット中継をやってた昔は画像データをいちいちケーブルで取り込まなくてはならず、面倒だった。Bluetooth同期はほぼタイムラグなく実況が可能になる、神のような機能だ。

意気揚々と成田に向かい、スッテン転び、あろうことか買ったばかりの一眼のレンズを割ってしまった。写真を取りにわざわざロシアまで行くのになんてことか!私は泣きながらシャッターをおろしかけているビックカメラ(空港にある)のドアをこじあけ、もうレジを締めたからだめというのに号泣して無理やりレンズを買わせてもらった。

泣きながら写真を撮りに行ったあの日

この思い出の一眼は今回も持っていく。

去年DIYにハマってから、動画を撮ろうとGoProを買ったが、うまく使いこなせずホコリを被っている。今までいろいろやってきたが動画系だけは苦手で、もう諦めた。動画を撮っても、編集に割いている時間がない。動画でなく写真だけ頑張ろうと、今回はiPhone13miniを購入した。今まではiPhoneXだったのでカメラの性能は上がっているはず。楽しみだ。今回はTwitterだけでなく、Instagramでもいろいろ発信したい。

購入時に色々調べていて、やおらガジェット熱があがってしまった。Magsafe充電もやっとできるから旅先で試そうと思う。PCは持っていくのを迷っている。連珠の検討にはPC必須なのだけれど、今はリモートアクセスでiPadやiPhoneでも自宅のwindowsを動かせるからだ。私はWin機の操作を覚えるのが面倒すぎて、自宅でもMacを経由してkatagoの検討を見ているぐらい。

ガジェヲタさんの動画などを見ていて初めて知ったのだけれど、Appleのトラックパッドって優秀だったんだね。どうりでWinの扱いが難しいと感じたはずだ。実は私は最近デザインするのにもペンタブレットをやめて、トラックパッドのみで操作している。そのことに若干引け目を感じてたけれども、胸を張って「Appleさんの技術がすごいから!」と言おうw

これも全部トラックパッドで指動かして描いた

今回はいつも映像担当していたタイムラが居ないので、配信関係は弱くなるかと思う。そのかわり、中山が張り切っていて、彼は連珠よりもカメラの研究に忙しいらしい。ミラーレス一眼を買ったし、可能なら動画も残そうと思っているみたい。私は今回選手として頑張るつもりなのでどこまでできるかわからないのだけど、現地に居たらきっと記者の血が騒いて色々撮っちゃうんだろうなあ。そうしたくなるような熱い現場になりますように。

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