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「その声がひろがり始めた時」 #わたしとPIECES

マンスリーサポーターの岡本良二と申します。「良次(りょうじ)」という名でラジオパーソナリティーなどもさせていただいておりますが、普段は職場環境トラブルの対応コンサルティングをさせていただいてます。

ある会合で、ご家庭の「働き手のストレス」「健康被害」は子どもの貧困や哀しみに繋がる・・・との想いから、仕事として職場の環境に向き合っているというお話をする機会がありました。その会合で私の話を聞いてくださっていたPIECES広報の藤田さんよりお話を頂戴し、僭越ながらPIECESへの想いについて書かせていただきます。

幸せの定義

PIECESさんとの出会いから少し遡ります。3年ほど前、跡見学園女子大学主催の公開講座で土屋博映教授の「聞き上手でハッピィライフ」と題されたコミュニケーションに関する講座を拝聴しました。覚えている限りで内容をお伝えすると、

コミュニケーションには情報のやりとりだけではなく、相手と仲良くなるプロセスも含まれている。そして自分にも相手にも、それぞれの考えや立場がある。という前提を掲げたうえで、普段幸せを感じられていない人へ、自分の「幸せ」の定義もしないで人を羨んだり批判したりしていても仕方ないでしょう。

と投げかける内容で、非常に楽しい講演でした。とても感銘を受け、ラジオでも熱く紹介させていただいたのを覚えています。以来、私は自分の「幸せ」を定義し、「やりたくないことはやらない」と思い定め、今の仕事にたどり着きました。間違いなく今の私は「幸せ」だと胸を張って言えます。

子どもの笑顔

PIECESさんの活動に初めて触れた時、その趣旨が非常にしっくりと来たのは、その時からの下地が有ったからかもしれません。私は子ども達の笑顔がない社会に未来はないと思っています。未来がない世界は、果たして幸せでしょうか?
そこまで難しく考えなくてもいいかもしれませんね。
ただ単に、子どもが笑顔で、活き活きとしているのを見るとそれだけで、私は「幸せ」な気持ちになります。もしならない方がいらっしゃるとしたら、それは誰かの決めた「幸せ」と比較して、人を羨んだり、ご自身を否定したりしてしまっているのかもしれません。
PIECESさんの活動は難解だと思われがちのようですが、相手を思いやる「優しい間」を「お互いが笑顔でいられる相手を尊重する関係」と私には簡単に置き換えることが出来ました。なので難解とも思いませんでした。

一人では変えられない

しかし理解が出来れば簡単か?それは少し違うかもしれません。

例えば私がコンサルさせていただいた先でも、職場を変えなければ・・・と思っている人は必ずいるものです。しかし往々にしてその人は孤独を感じています。周りの人は「何もしない方が楽」だと思っているのか、もしくは「気付かないふりをしている」ように見えるかもしれません。でも本当は「一人では何もできず悩んでいる」、「何か試みても途中で諦めてしまう」・・・そんな状況なのかもしれません。

思い当たることがある方も少なくないのではないでしょうか?私も少なからず経験が有ります。
「優しい間」はあなたが優しいだけでは広まりません。だからPIECESさんは「市民性を醸成」しようとされているのだと思います。私は仕事で、職場の中のある一定数の人が同じように思い行動し始めた途端、一気に環境が変わるのを何度も目にしてきています。

あなたは幸せですか?

これを読んでくださっているあなたの「幸せ」の定義は何でしょうか?私はPIECESさんのイベントに何度か参加させていただいた際、いつも自分が少しだけ優しくなったような気がして、幸せな気持ちを感じています。幸せになるのが嫌な人は居ないのではないでしょうか。少なくともPIECESさんの目指す「優しい間」が市民の一定割合を超えて一気に社会全体の空気が変わった時、それ以前より不幸になったと感じる人はいないと私は思います。

そして、その中の一人に私はなりたい。

だから、
#ひろがれPIECES #ひろがれマンスリーサポーター と折に触れ、皆さんと一緒につぶやいていきたい。

その声がひろがり始めた時、きっと「幸せ」は簡単に手に入るものになっているような気がします。

岡本良二


そんなPIECESは、7月末までに新たな寄付者100人を募っています。想いに共感してくださったらぜひ、一緒に「優しい間」をひろげる仲間になってほしいです。
あなたもPIECESを共にひろげる一員になってくれませんか?
PIECESメイト100人募集キャンペーン実施中 #ひろがれPIECES


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