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管理人さんは見守り人 #市民性みっけ #12

PIECESメイトのあやさんがみつけた「市民性」

先日、久しぶりに職場に行った。
最近は在宅勤務もあり、足を運ぶ機会は少ない。

勤務先の職場のビルには、1階の受付に管理人さん達がいる。
受付の前を通ったときに、管理人の一人のおじちゃんが、
「お、久しぶり!」と声をかけてくれた。

1階の自動販売機で、紅茶を買おうとした。
紅茶のボタンを押したのに、なぜかコーヒーが出てきてしまった。
私はコーヒーが苦手で、どうしようかな・・・と考えていたら、
管理人のおじちゃんが、「どうしたの?」と聞いてくれた。

「紅茶を買いたかったのに、コーヒーが出てきちゃって・・・」
「お、それならそのコーヒーもらうわ! 
ほしいの、代わりに俺が買うよ!」
そう言って、紅茶を買って渡してくれた。

最近私が職場に来ていないことに気付いてくれたり、
困っているところに声をかけてくれたりと、
実はおじちゃんはよく見てくれているんだなと気付いた。

おじちゃんが管理人というお仕事をされているから、
私たちはここで顔を合わせるけれど、
このやりとりを、おじちゃんはきっと
お仕事としてやっているわけではない。

元気でやってる? 
そう気にかけてくれる人がいると、足を運ぶのが楽しみだな、今日もがんばろう、という気持ちになるのだな。
おじちゃんとのやりとりに、そう思う。


#私がPIECESメイトになった理由

「市民性」「優しい間を広げる」という、目に見えづらい、けれど大事なことに真摯に取り組まれ続けていることに共感し、メイトになりました。
いつもありがとうございます!


PIECESでは2023年12月から「やさしさのむしめがねー暮らしの中の市民性ー」をお届けしています!
またPIECESメイト(継続寄付者)を募集しています!
PIECESメイトが出会った市民性エピソードも掲載していますので、ぜひご覧ください。


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