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新型コロナウイルスで困っている子どもと一緒に、今、「わたし」や「あなた」にできること(随時更新)


連日の新型コロナウイルス関連の報道に不安になったり、学校が休校になり、子どもたちの行方が心配になったり、みなさんの心も揺れ動いてることかと思います。
特に、子どもによってはいつもと違う状態に対して不安を感じていたり、家にいても居場所がなかったり、一人でいる子どもたちもいるかもしれません。

わたしたちは日頃から、お互いに助け合ったり影響しあったりして生活をしています。普段はあまり気づくことがないかもしれませんが、誰かのちょっとした思いやりに助けられたり、支えられたりしています。

ただ、社会が不安定になると、とたんに思いやりを発揮することが難しくなることもあります。そんな中で、「困ってるんだ」「助けてほしいな」が言いづらくなってしまうこともあるかもしれません。(その逆ももちろんありますよね。今回も、いろんな人たちが、思いやりの範囲を広げてさまざまな取り組みをしてもいます。)

こんな時だからこそ、思いやりや想像力の範囲を少し広げて、社会の状況の影響を受けやすい環境にある子どもたちや、適切な情報が届きづらい子どもたち、生活環境が違うことにより頼り先が少ない子どもたちになにか届けられたらと思っている方も少なくないと思います。

わたしたち市民だからこそできることがあると思います。そんな小さな思いやりが少しずつひろがったら少しは不安が和らぐ時間がもてるかもしれません。それはわたしたちひとりひとりが持つとてもとても大切な宝物のような強みでもあります。

実際に、すでに各地域でいろいろな方が自分にできることを取り組みはじめています。

・何かやってみたいなと思っている方
・取り組みに参加したいな、と思っている方
・近くに相談できるひとはいないかな?と思っている方
・誰かに少し頼りたい方

ぜひ、参考にしてみてください。
お互いに、大切な知恵を共有し、サポートしあえる環境をつくっていけたらと思っています。

でも、まずはご自身のことを大切に。

有事の際、たとえば未知のものから自分を守ろうと思い、不安になるのはとても自然なことです。そして、それによりまずは自分のこと、自分の家族のことを守ろうとするのもとても自然ですし大切なことです。
まずはご自身の心身の健康や身近な人のことを大切にしていただけたらと思います。
その上で、もし少しでもなにかしたい、できることはないかな、と思っている方がいらっしゃったら下記のような取り組みがあるのでぜひ参考にしてください。

私たちにできること(参考例。随時更新)

①子どもの居場所の取り組み

「ほっとできる居場所と、信頼できる情報を」(たべまな) @福島県
お家の開放(細野さん)@東京
コミュニティスペースの開放(Jim kidsさん)@東京
コミュニティスペース開放(首藤さん)@兵庫県

②ご自身の仕事や得意なことを通じた取り組み

#家族卒業式|一生に一度の卒業式を家族で、手紙で届けるマイホーム卒業証書(ヘラルボニー)
子どもの勉強スペースをコンビニで(真家さん)@茨城
オリィが教える工作&発明入門(オリィさん)@東京

③オンラインでの相談など

●「オンラインお茶会」(千葉あやさん)
●「小学生のための、おこられないパソコン、タブレットの使い方事始め」(足立さん)

※参考になる取り組みなどありましたら、こちらからぜひ教えて下さいませ。


活動するときに大切にできたらいいこと

もしこれらを参考に、ご自身でなにかをされる際には、こちらの記事を参考にしてください。

最後に、PIECESから、もしなにか取り組みをされる際に参考にしていただけたらと思う「市民として活動をする時に大切にできたらいいこと」を共有させてください。

◆人を人として尊重する
一人一人の「その人」を大切にする。支援する・されるではない対等な関係性を探求し、自分の持つ偏見や先入観に気づこうとする。

◆人のcapacityに目を向ける
困りごとだけでなく、その人の持つ関心ごとなど様々なリソースに目をむける。みんなと一緒にやらなくてもいい。その人の自己決定を大切にすること。

◆共に生きる人として
問い直し、考え続ける。「今」を大切にすること。感情を大切にすること。無理をしないこと。

ここまでよんでくださってありがとうございました。ひとりひとりの小さな想いが豊かな社会を紡いでいく、私たちはそう信じています。

<備考情報>

新型コロナウイルス感染症にともなう、必要な情報をわかりやすく整理し、情報が届きにくい方・個別なサポートが必要な方、その他さまざまな不安や困りごとのある方に届けるために、「とどけるプロジェクト」を発足しました。ぜひこちらも参考にしてください。
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#とどプロ #ひろがれPIECES #piece_for_peace


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