見出し画像

戦士達の冒険と記録 Vol.15 放課後夜半部

「ポーンさんがやった果てのヘレン」(以下ぽれん)の公式ページにはこんな記載がある。

『(中略)今までを知る必要は全くありません。初めての方も、お気軽にご参加下さい。』

ぽれんは今回で9回目の開催となり、独自の続き物ストーリーや歴戦の猛者である常連も増えているが、基本的にはいつでも初心者大歓迎である。初心者のための解説や指南動画がYoutubeにあがっているのもこのためだろう。

今日は今年参加の方々の中でひときわ大きなチームとして登場したリージョンに注目をしてみたい。

--------------------------------------------------------------------------------------

今回お話を伺ったのはリージョン「放課後夜半部」の皆さん。
その全員が初参加でありながら、総勢15名になる大型のリージョンである。

画像6

画像提供:放課後夜半部メンバー、環境さん。
夜の後ろに隠れる月の姿が印象的。

■自己紹介をお願いいたします。

ぽれん9にて初参加させていただきました、放課後夜半部(ほうかごよわぶ)です。
どうぞよろしくお願いいたします。

引用:放課後夜半部メンバー、maruyaさんのTwitterより
Phase3で参戦した放課後夜半部のみなさんだが、Phase4で人数は倍以上に!

■放課後夜半部のコンセプトをお教え下さい。また今回皆様で独立したリージョンを立ち上げられた経緯などお教え下さい。

放課後夜半部は、普段イラストや文章、動画制作、配信などの活動を行っているメンバーで構成されています。
そのため、創作キャラだけでなく、メンバーが配信などに使っている代理キャラが多く集まったリージョンとなりました。人外や不死のキャラクターが多いです。

引用:放課後夜半部メンバー、マコトさんのTwitterより
妖怪やクローンなども居る一方、女子高生もいるのが放課後夜半部の皆さん。本当にいろんな属性が盛りだくさん!

後述しますが、キャラクターが5人+10人というキリのいい人数だったため、自然とリージョンを組むことになりました。
技構成については歩練田勝蔵氏の動画などを見て勉強しましたが、最終的には『自分のキャラに一番似合う技、自分がやりたいこと』をテーマとして構成したメンバーが多かったです。
『分身してわらわらしたい』『ロマンのある遅延弓を撃ちたい』『自分を犠牲にするナイトを作りたい』『自爆するゾンビを作りたい』といった感じですね。私(めとこさん@めいどのみやげ)自身も『高火力の魔法を使ってみたい』という希望がありました。

画像1

引用:魔星会ぽれん9 より
多種多様なジョブが見られる放課後夜半部のみなさん。
この多様性が魅力的。

■どちらでぽれんを知りましたか? また参加することになった経緯などお聞かせ下さい。

ほとんどのメンバーはぽれん自体を知らなかったため、SNSの知り合い経由での参加となりました。
元々『放課後文殊クラブ』というサークルを構成している3人が追加で2人のメンバーを集め、Phase3から参加しました。Phase4にてさらに5人が合流した形になります。
みんな『楽しそうなイベントがあるから参加しよう!』といった感じで気軽に集まりました。

引用:放課後文殊クラブサイトより
今回メインとなったお三方主催の放課後文殊クラブ公式HP。普段は文学フリマなどで文芸作品などを販売しておられるご様子。

■特に難しいと思った部分や分からなかった部分、逆に理解しやすかった部分などがあればお教え下さい。

今回はメンバー一同初めてのことばかりだったため、毎日新鮮な気持ちで観戦に臨みました。
Phase3の編成をさらに改良する形でPhase4に臨んだメンバーもいれば、全く違うことをやったメンバーもいました。
Phase4の10人は5:5で分かれましたが、メインアタッカー3人全員が片方のチームに入ってしまい、完全に想定外の形での参戦でした。
そのため、MPの不足や意図しない超耐久戦などの事態が起きましたが、偶然に偶然が重なりどれも見応えのある試合となりました。特に猫がエクセリオンレーザーをまねっこで返し、場が騒然となったのは忘れられません……。(第80試合)

画像2

引用:ぽれん9 第80試合
こちらがまねっこエクセリオンレーザーの瞬間。
あわや逆転か! とも思う見事な一撃。

また、上記のような編成事故が起きながらも、アタッカーが集まり盾役+契約ゾンビと組み合わさった結果、偶然にも攻防バランスの良い構成が生まれたかもしれません。
対戦相手もとても手強い方ばかりだったので、試合が終わるたびに『私たち、なんで勝ったの!?』となりました。勝ち進むたびに緊張と恐怖を覚えながらも、『必ずいつかは負けるから、どうせなら楽しく負けよう』と最終試合までドキドキしながら観戦を続けられました。

画像5

引用:ぽれん9 第149試合より
本当に初心者!? と思わせる技構成で魅せてくれた放課後夜半部の皆さん。最後の最後に自爆を決める構成もお見事。

■特に印象に残っている試合があればお教え下さい。その理由も教えて下さい。

・放課後夜半部にはキャンドラ持ちの弓矢使いがいたのですが、キャンドラ効果で他の試合に飛んでしまった対戦相手の方が再びリージョンメンバーと一緒に活躍しているのを見ることができて何となく嬉しかった思い出があります。
・デス軍団VSデス軍団という夢のマッチング(第155試合)が見られたときは大いに盛り上がりました。これぞデスマッチ。

画像3

引用:ぽれん9 第155試合
右から左までぜーんぶデス。デスだらけ過ぎてなにがなんだかわからないデス。

・実力、インパクト共に抜群のリージョンNelop2の最終試合(第190試合)も印象深かったです。誰もが予想しなかった形での決着で、話題性も大きかったですね。

画像4

引用:ぽれん9 第190試合より
絶体絶命のピンチからのユグドラシル。この日ルクシオンは一番褒められていた。

■リージョン放課後夜半部の方々はまたぽれんにご参加される予定はございますか。またやってみたいジョブや技構成などがあれば教えて下さい。

ぽれん9は私たちにとって忘れられないイベントとなりました。『また参加したい!』というメンバーも多いです。
次回は勝率を重視した構成で行くか、それともこのまま多人数特攻型で行くか、まだ不明です。個人的にはどちらもやってみたいです。
『全員タロット』『全員魔法剣』などの案まで出ており、一体どうなってしまうのか楽しみです。

引用:放課後夜半部メンバー、マルヤさんのTwitterより
既に次回への意気込みを見せて下さる夜半部の皆さん。魅力あふれるキャラクター達の活躍に期待したい。

■最後に、「ぽれん9」に関する感想をお聞かせ下さい。

放課後夜半部は全員が初参加だったにもかかわらず、たくさんの方に応援していただけて本当に感謝しています。
観戦者の方々がみんなの名前を呼んでくれたのが嬉しく、何度もスクリーンショットを撮りました。
ぽれんは単なる対戦ゲームではなく、自分たちの舞台を見て多くの方が盛り上がってくれるという点で、これまでにない体験ができたと思います。
時には対戦相手や他リージョンの方との交流が生まれ、キャラクター間での関係性が出来たりすることも、ぽれんの楽しさに繋がっていると思います。観戦する中で、陣営を問わずたくさんのキャラクターを好きになりました。
次回があれば、是非参加したいと思います。
この度はインタビューの機会を設けてくださり、ありがとうございました!

引用:放課後夜半部メンバー、めとこさんのTwitterより
最後まで試合で大暴れをした放課後夜半部の皆さん。放課後夜半部の熱烈なファンも既に出来たとか。

--------------------------------------------------------------------------------------

どんな界隈であっても「初めての人」がいなければそれは発展しないとされています。
他のゲームと違い、初心者のハードルが高いかなと思われがちなぽれんですが、こうして参加して下さり「楽しかった!」というお声を聞くととても嬉しいものでね。放課後夜半部の皆さん、ぜひ次回もお越し下さい!

年々規模が大きくなるぽれんですが、いつでも初心者歓迎のスタンスはきっと今後も変わることはないでしょう。
これを機会に多くの「はじめまして」の方にお会いできたら嬉しいです。

それでは今日はこの辺で。
次回もまたみてぽれん!


■ご協力一覧
放課後夜半部の皆さん
放課後夜半部の皆さんのぽれん9参加キャラクター
・しょうちゃん
・ゆめおとし
・ひまもちくん
・鬱デプレッション病
・めいどのみやげ
・探しに来たオトモ
・なにぬねこ
・蜥蜴野しっぽ
・ももいろ炊飯器
・ことはまきゆ
・ことりっち
・不眠インソムニア症
・マルヤ六世
・わらわがおおわらわ
・mee

■SpecialThanks
アンディー・メンテ(ジスカルド氏)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?