戦士達の冒険と記録 Vol.10 カーペディエム/ヤマオザウーナーイーツ(どどんぱ)
「ポーンさんがやった果てのヘレン」(以下ぽれん)は「オリジナルキャラクター参加型」のゲームである。もちろん二次創作などは基本NGなわけだが、オリジナルであればOKというものの中に意表をつくものがある。
それが「実写勢」だ。
実写勢とは何かというと、ペットや風景だったり、小物だったりの写真で参加する人たちのことである。その最たる物こそ、ご存知つねさんであろうことは言うまでもない。
絵面的にも大きなインパクトを呼び動画をにぎやかにしてくれる実写勢。その中で、今年つねさん並みに縦横無尽に画面を駆け回った人がいる。
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今回おはなしを伺ったのは昨年(ぽれん8)でも実写勢として参加したどどんぱさん。
引用:魔星会ぽれん8 より
当時のどどんぱさんのキャラクター「ヤマオザストロング」。手に持ってるものは愛犬の餌入れだとか。
■自己紹介をお願いいたします。
こんにちは、どどんぱです。
定期民ではなかったのですがぽれんから定期を知り定期民になったよくわからない経歴を持つ者です。
ぽれんの参加は7からで、最初はAMもSTも知らなかったんですけど参加してから両サークルの作品を少し触ると「あ、この作品知ってる!」という事があったりして色々と感動しました。
引用:魔星会ぽれん9 ヤマオザウーナーイーツの紙切れより
こちらがどどんぱさんご本人。うねうねしているがくねくねではない。
■キャラクター「うなぎ」にまつわるエピソードがあればお教え下さい。
どうしてウナギを(参加キャラクターとして)考えたのかというと、キャラクターを作る為にジョブに合わせたものがやっぱり良いなと思っていました。そう考えていると"スネイカー"というジョブが目に入ったので「あー、ウナギとヘビって似てるよなぁ…」というすごく単純に思いついたんですよね。血も加熱処理をしないと毒がありますし。
初参加させていただいた際は『ウナギばたけ』というウナギだけではなく、場所という形でキャラクターを作りました。何故場所にしたのかというとぽれん7に参加していた「うちゅうせんそう」さんから着想を得ました。キャラクターを投稿するというゲームにおいて"人物"ではなく、"事象"で考えられ投稿されているという驚きが大きく、それを取り入れたかったんですね。
引用:魔王星ぽれん7より
こちらがどどんぱさんが影響を受けられた「うちゅうせんそう」さんの画像。生立ちもとても素敵。
今年のウナギはリージョン、【闇鍋パーティ】に参加させていただく方向で考えており、『ウーナーイーツ』という宅配ウナギでお鍋に振る舞おう!というもので考えていました、生のウナギなので活気が良い! 毒は? 忘れなさい。
ヤマオと一緒に出す事で山落としを実質鰻落としにできるじゃん! と思い付きヤマオとウナギが合体し『ヤマオザウーナーイーツ』になりました。
ビルド面で言うと攻撃32振りをした山落としを最初にするだけという気持ち良いぐらい潔い形になっていますね。宅配って持っていったら終わりじゃないですか。ならウナギをぶん投げて召し上がれ!!!!という勢いでなんとかさせようとしたオチが初手に命をかけた山落としです。
でこぴんはきっと落とされたウナギが暴れている結果でしょう…。
引用:魔星会ぽれん9 より
そうして生まれたのがこちらのキャラクター。うなぎを血抜きせず生で食べてはいけません。
■カーペディエム君のキャラクターとしてのコンセプトをお教え下さい。また今回はAMでの参加となりましたが何故でしょうか。
カーペディエム君はそうですね、リージョンで合わせて構成を考えそこから作っていきました。
精霊や今年追加された猫の"巨大化"という技で猫と精霊をクソデカにしたい為、ウロボロスを使う事になりそこに合わせてキャラを「メメントモリ的なそんな感じのものを名前にしたくない?」という所でラテン語の"Carpe diem"(すごく意訳すると今を楽しめ)という語句がウロボロスを使うにあたって解釈良いかも〜! となりそのままカーペディエム君として名前を考えました、名前は命だからここすごく重要ですよ!!!!!
AMに参加したのは【ド不思議な薬】のリーダーの意向に従ってAMとして参戦させていただきました。
馬鹿やりたいと思って勢いで参加させてもらったので意図は知らないのですが【ド不思議な薬】の構成はぽれん7に登場した【OE教団】さんをリスペクトしたリージョンで、実際にカーペディエム君の技構成もそこの方の構成とほとんど同じです。そしてその【OE教団】さんの所属先がAM側で所属先もだからAMにしていたのかな〜と、この辺りは予想で…!
引用:魔星会ぽれん9 より
どどんぱさんのキャラクター「カーペディエム」。うなぎと方向性が違いすぎて初見の方はびっくりするかも。
■縦横無尽に画面内を駆け回った「ヤマオザストロング」ですが、ご自身としてのご感想如何でしょうか。
正直驚きと笑いが止まりませんでした。
演出自体は去年に初めてもらえていたのですが、ここまで濃い演出にしてもらえるとは…。
やっぱりぽれんの参加者として演出というのは憧れになっていくんですよね、解釈の問題は少しあると思いますが「うわぁ!!!!!うちのヤマオに合わせてわざわざ!!??!?!」という気持ちになっちゃいます。そもそも飛び回るヤマオの元が紙切れでしか登場させていなかったので「そこからも取るんだ…」としっかりキャラを見てるんだなと感動しました。(というか落ちるのウナギじゃなくてヤマオなんすね???????)
引用:魔星会ぽれん9 ヤマオザウーナーイーツの紙切れより
本編でも使われたであろう素材の一部。いつもより多く回っておりますー。
やっぱり動画として出る以上は印象に残るようにしたいじゃないですか、それを初手山落としの圧だけでなんとかしようとしていたのですが…
まさかあんな形でごっついほど暴れられてすごく嬉しい!見ていただいたみなさんの記憶に残れたなら最高です!
引用:ぽれん9 第102試合より
「そいや!そいや!」の掛け声と共に落下して山落としを決めるヤマオ。元気である。
■実写素材の提供に際し、身バレなどの恐怖は無いでしょうか。また、実写で登場しようと思ったきっかけなどがあればお教え下さい。
身バレは逆にどんと来い!!! な感じではあります、かかってこいやあああああああわしは強いぞおおおおおおおおお!!! …はいちょっと調子に乗っちゃいました、本当はエン副皇帝さん並の度胸は無いです。
実写勢になろうとしたのはやはりというか、憧れです。わかりやすい所でいうとちんねんさんやつねさん辺りに憧れました。実写は良い意味で異質と思っていて、その場に居るだけで何かを起こしそうな、そんな<パワー>を感じませんか?
<パワー>を感じられそうなキャラを出したかったんですよ。己の中で最大に出せる<パワー>がヤマオ…実写でした。
絵もそれなりに描けるのですが気持ちが完全に「実写だあ!!!!!ソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤァ!!!!」という方向に舵をすんげぇ勢いでバチ切りしていたのでヤマオが産まれました。
すごく逸れますが青い法被と狐の面は過去に軽音楽部でバンドをしていた際に使っていた小道具で用は使い回しです。つまり、ヤマオは軽音楽部です。
引用:魔星会ぽれん9 ヤマオザウーナーイーツの紙切れより
こちらがヤマオさんの軽音楽部セット。軽音楽部ってハッピ着るんですね。ビートルズ以外筆者はみたことありませんでした!
■次回があれば参加されるご予定はありますか?またやってみたいこと等があればお聞かせ下さい。
参加は絶対にしますね!!!!!
でもまだ何をするかは深く決まってないです、今決めちゃうと新技があったり環境が変わったりした際に色々と融通が効かなくなっちゃったりするかもしれませんし。
実現するかはわからないんですけど初期頃のぽれんのようにHPのケアを重点的にして判定勝ちで勝ちをもぎ取るものなんか面白いんじゃないかなぁとか考えてます。
山も落としたい!!!!!!
■最後に、「ぽれん9」に関する感想をお聞かせ下さい。
自分からの感想は…全体的に大暴れ!(暴れる-3)
ヤマオもハチャメチャに動画内で大暴れしましたからね! 【無法地帯】さんなんかとても印象的でしたよね! 暴れまくりで馬鹿楽しませてもらいましたよ!
これは単純な心配なのですが年を重ねる毎にぽれん期間が伸びまくっていて「え? じすさんこんな…キャパとか色々大丈夫?」と深く考えちゃいますね、去年もすごく大変そうだったし身体…身体労って……!
引用:魔星会ぽれん9 ヤマオザウーナーイーツの紙切れより
どどんぱさんによる不思議な踊り。もしかしたら、バフ効果がある不思議なおどり、なのかもしれない。
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今年は実写勢として大活躍したどどんぱさんですが、ぽれん開催中に腰を痛めた時期もあったそうです。
なぜかぽれんに実写で参加される方は体を張る傾向があるので、ご自愛していただきたい所。
実写勢は身バレというリスクと引き換えに、大いに場を盛り上げてくれます。そのリスクを背負って場を盛り上げてくれる彼らには心から感謝と称賛をしたいものですね。
それでは今日はこの辺で。
次回もまたみてぽれん!
■ご協力一覧
どどんぱさん Twitter@Dodompa_wowwow
どどんぱさんのぽれん9参加キャラクター
・カーペディエム
・ヤマオザウーナーイーツ
■SpecialThanks
アンディー・メンテ(ジスカルド氏)
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