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日記:森のゆいちゃん

今まで秘密にしていたが、実は泳ぐのが下手だ。高校の水泳でバタフライをしていたら、見学していた友人に「ゆいなにしてるのー!!!」と大声で聞かれたことがある。背泳ぎはただ足から頭まで順で沈んでいく競技になる。そもそも水の上で仰向けになれない。

なので、山と海のどちらが好きかと聞かれれば、山を選ぶ。海を眺める分にはいいけれど、波に飲まれて溺れる数秒先の自分を想像してしまうから入るのは無理だ。



森に住んでそうと言われたことがある。
その友人は、私がコンクリ調のマンション(実家)に帰って行くところをみて「森じゃない...!!!」と思ったそうだ。

今日とある友人に、「ゆいちゃんにとって友達ってどんな存在なの?」と聞かれた。比喩表現を歓迎してもらえたので、思うままに話してみた。

以下要約↓

森みたいな感じ。
そこには、色んな時期(四季のようなもの)が定期的に訪れて、それに合わせて様々な動物や植物が顔を出す。それらが、私の友人。その森で色んな鳥が鳴き、花が咲いているほうが豊かで私は嬉しい。私は、鳥の巣を壊されたり、花が蹴られたりしてそこにいる生き物が辛そうだと知ると怒りが込み上げて来てしまう。平和を保つ森の下には、しっかりとマグマが眠っていて、一定のストレスがかかると噴火する。


続けて友人が話し出す。

私は、お城かもしれない。
魅力的なお城を構えているから、色んな人が興味を持ってやってくる。訪れた人を拒まない。出ていく人を止めたりもしないけどその時は寂しい。お城では時にはパーティーが開かれ、時には誰もいなくなる。誰かがお城の内装を一緒にきれいにしてくれることもあれば、荒らされたり盗まれたりすることもある。私自身が城であり、そこで起きたことが直接的に自分に影響する。


友人が続ける。


私はお城に住んでいるけど、ゆいちゃんは森の中に、「ゆいちゃんのお家」があって、そこには誰も入れないんだね。そこには入られちゃいけないんだ。


私はその通りだと思った。
お互いに納得できる例えが浮かんで感動した。


母にそれを話した。
そして、母にも自身を例えてもらった。

私は、旅人が迷ったときに寄る古屋。
その旅人が元気になって出ていく古屋。



彼氏(というと妙に違和感があるけれどそう表現するほかない人)にも聞いてみた。

俺は専門店かな。
用があるひとは来るし、来ない人は来ない。専門店だから、対価を払ったり払われたりする。そういうwinwinな関係。


みんな自分のことを例えられて、どれにも納得できた。これができた時私はほんとに興奮して、それを書こうとは思ったもののまとめるのが難しかった。伝わったかしら!!!!!?

そうこうしているうちにテッペンこえてるし、
noteの毎日更新記録途絶えたし、
お仕事終わってないし、
文献も読み終わってないけど、
ぐっすり寝るもんね。おやすみよ。


絵:なつこ

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