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【本】のぞいてみよう外国の小学校
のぞいてみよう外国の小学校(ERIKO, 汐文社, 2023)を読みました。
小学生向けか、写真がふんだんに盛り込まれ、文章もルビが振ってあるシリーズ本です。定住旅行家のERIKOさん著。
小学校の学習の様子を記録した写真と合わせて、各国の教育制度なども簡単に紹介されています。
子ども向け教育比較学導入という感じにも取れるかと思います。
日本の教育を論じる際に「諸外国では…」という枕詞を用いることがありますが、「諸外国」という国がないことを理解するには良いシリーズです。
個人的に印象的だったのは以下です。
・欧州は9月頃の年度はじめが多い。南米は2、3月スタートが多い。
・日本の教育システムはかなり「単線的」である。義務教育段階から複線的な国も結構ある。
日本の単線的なシステムが全国津々浦々共通を保証している部分がある。
一方で、社会の多様さが増している現状にどう変化していくべきか。
様々な国のシステム自体にヒントがあるかもしれません。
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